文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)、2021年1月11日~17日>
卓球日本代表の伊藤美誠(スターツ)が、オンライン会見に登場した。前回大会は3位に終わり、雪辱を誓う今大会の意気込みを語った。
順調な調整ぶりをアピール
伊藤は今大会の意気込みを聞かれ、開口一番「楽しみしかない。早く試合したいワクワクが止まりません」とコメント。
「たくさん練習してきて自信がありますし、練習も楽しんでやってこれた。(国際大会で)中国選手にラリー力で負けたのときもあったので、ラリーに持ち込まれても大丈夫という実力をつけてきた。自分自身の実力を出し切りたい」と試合が待ち切れないようだ。
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
女子ダブルス、混合ダブルスでは3連覇中だったが、今大会はダブルス種目は実施されない。
例年だとダブルスから大会に臨んでいたが、「ダブルスを楽しんでやるのがシングルスに活かされてた。でも仕方がないことは仕方がない。すぐに気持ちを切り替えられたし、試合があることが一番なので、シングルスに集中してやりたい」と問題ないと語る。
「去年は五輪シーズンで優勝できなかった。(五輪が1年延期となり)優勝して五輪に臨んでくれと言われていると思いながら戦う。優勝して良い状態で次の試合に進みたい。楽しんで勝ちに行くことを一番に考えたい」と笑顔を見せた。
言葉の節々から順調な調整ぶりが伺える伊藤の戦いは、15日10時より始まる。