張本美和、4種目での上位進出目指す「自分が向かっていく気持ちを忘れずに」<全日本卓球2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本美和(木下アカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 張本美和、4種目での上位進出目指す「自分が向かっていく気持ちを忘れずに」<全日本卓球2022>

2022.01.25

文:ラリーズ編集部

<2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月24日~30日 場所:東京体育館>

25日、全日本選手権は2日目を迎え、ジュニア女子シングルスの3回戦が行われた。張本美和(木下アカデミー)は3-0のストレートで勝利し、4回戦進出を決めた。

試合後の張本のコメントは以下の通り。

張本美和インタビュー

試合を振り返ってみて

久しぶりの試合で1日目から試合があったんですけど、前に小学生の頃にジュニアサーキットの大会でたくさんの試合を1日で経験してきたので、今日の6試合で慣れたかなって感じですけど、1試合1試合全力で頑張れたので良かったです。

女子ダブルスの関係性について

自分が先導して小塩(悠菜)選手がついてきてくれるという感じなんですけど、言ったことに対してすぐ対応してくれたり、競った場面でも「頑張ろう」と声をかけてくれたりという感じで、2人で頑張れたので良かったです。

混合ダブルスではどういった役割?

混合は逆に自分がついていく場面というか立場だったんですけど、やはり男性の選手と組んでるのでボールの質も、返ってくる球の質が違うので、それにしっかり対応しながらやって、話し合いながらやりました。

ジュニア女子で緊張はあったのか?

1試合目は緊張して、最初のセット少しリードされたんですけど、途中から2試合目まではしっかりと自分のプレーを出して、明日の試合につなげることができたので良かったです。

自分のプレーについて良かった点

自分はやっぱり攻撃型で、攻めるプレーが自分の持ち味だと思ってるので、それを出したり、それを出すために作戦を考えたり、戦術を考えたりしてやれたことです。

この1年間特に強化してきた部分

もちろんすべての技術に少しずつ安定感を持たせるようになってきて、特に私はチキータを練習してきて、兄がチキータ上手いのは知っているんですけど、女性の選手だと(チキータを)する人が少ないので、自分がやれば効くかなとか、兄(智和)のチキータを見ながらやってきたのがポイントです。

兄に実際に教えてもらったりしたことは?

あまり教えてもらうことはないんですけど、チキータの練習をしているときに少し見て、どこまでラケットを振っているのか、ボールが当たった瞬間どのように回転をかけているのか、とか自分で見て真似できるところはして、という感じです。

兄から今大会に向けて何かアドバイスは?

兄自身も試合が3種目あったので、そんなに頑張れ、というのはなかったんですけど、試合前に「頑張ってね」と言っていただきました。

世界ユースで4冠を達成して、自信がついた部分はあったのか?

今でも自分が4冠できたという実感があまりなくて、それでもそこまで練習や努力はしてきたので、それが結果についてきてくれたので、それで今大会は自信がつきました。

明日以降の意気込み

1試合1試合相手はもっと強くなってくるので、大変だとは思うんですけど、ゆっくり冷静に自分のプレーを出して、優勝できたらいいなと思ってます。

4種目に出た理由

これっていう理由はないんですけど、どの種目に出ても自分の今後につながったり、自分のためになるので、色々な方と組ませていただいて、あとはシングルスは去年と同じく2種目エントリーしました。

各種目の目標について

最高は、世界ユースの時みたいに4冠できるのが1番なんですけど、一般やジュニアにも強い選手はたくさんいるので、自分が向かっていく気持ちを忘れずに最後まで頑張りたいです。

ジュニア女子シングルス2回戦

〇張本美和(木下アカデミー) 3-0 櫻井花(Monsters)
11-9/11-5/11-6

ジュニア女子シングルス3回戦

〇張本美和(木下アカデミー) 3-0 野末彩夏(桜丘高)
11-3/11-6/11-2

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