文:ラリーズ編集部
<2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月24日~30日 場所:東京体育館>
28日、全日本卓球選手権は5日目を迎え、男子シングルス5回戦、6回戦、男子ダブルス5回戦、準々決勝が行われた。
世界選手権代表の戸上隼輔(明治大)は、シングルス、ダブルスともに勝ち抜き、シングルスはベスト8、ダブルスはベスト4に残っている。昨年戸上は新型コロナウイルスの関係で棄権となっており、今大会に懸ける思いも強い。
試合後、戸上が報道陣の質問にオンラインで答えた。
戸上隼輔コメント
ダブルスベスト4、シングルスベスト8。ここまでの戦いを振り返って
昨年不運なことに出場できなくて非常に悔しくて、この1年間、頑張ってきた。
明日から有観客となる。そこで皆さんの前でプレーできることを目標にして、苦しい試合も一つ一つ乗り越えられたのは良かった。
2年ぶりの全日本について
全日本は日本の中で特別な大会で、そこでまず優勝を目標に今までしてやってきた。ここでプレーできることのありがたみを感じながら1球1球全力でやってます。
明日への抱負
明日有観客試合でプレーできることに感謝して、ファンの皆さんには1つレベルの上がった戸上隼輔を見てもらいたい。
田勢監督が「世界選手権後に戸上の意識が変わった」という発言があったが、どのように変わったか
世界選手権で自信につながる試合も経験できた。
メンタル面が今までとは懸けているものが違う。技術的にはサービス、レシーブ、3球目、4球目の精度が上がっている。
世界選手権での中国の王楚欽戦での敗戦から得たものは
試合を振り返ったが何度見ても絶望したし、差も感じた。でもそれを自分はプラスに捉えられる。
全日本優勝を目標に2倍3倍努力してきたので、今回見てもらいたい。サービスレシーブの精度、フォアハンドの威力も過去に試合と比べていただければ分かる通りパワーもついてきている。
戸上隼輔。試合結果
男子ダブルス5回戦
〇戸上隼輔/宇田幸矢(明治大) 3-0 松山佳樹/野崎蓮(法政大)
11-3/11-7/11-6
男子ダブルス準々決勝
〇戸上隼輔/宇田幸矢(明治大) 3-2 中村煌和/萩原啓至(愛工大名電高)
11-5/5-11/9-11/11-9/11-2
男子シングルス5回戦
〇戸上隼輔(明治大) 4-0 酒井明日翔(シチズン時計)
11-7/11-4/13-11/11-4
男子シングルス6回戦
〇戸上隼輔(明治大) 4-0 谷垣佑真(愛工大名電高)
11-6/11-3/11-8/11-8
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