丹羽孝希「今大会で一番いいプレーができた」　吉田に勝利でベスト4進出＜全日本卓球2022＞ | 卓球メディア｜Rallys（ラリーズ）

写真：丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）/撮影：ラリーズ編集部

大会報道 丹羽孝希「今大会で一番いいプレーができた」　吉田に勝利でベスト4進出＜全日本卓球2022＞

2022.01.29

文：ラリーズ編集部

＜2022年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）　日時：1月24日～30日　場所：東京体育館＞

29日、全日本卓球選手権は6日目を迎え、男子シングルス準々決勝に丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）が登場した。吉田雅己（木下グループ）との“青森山田”対決を制し、準決勝進出を決めた。

試合後、丹羽が報道陣の質問にオンラインで答えた。

丹羽孝希インタビュー


写真：丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）/撮影：ラリーズ編集部

試合を終えて

吉田選手には過去2大会連続で負けているので、今回は向かっていく形でプレーしましたし、過去3大会連続ベスト8なのでその壁を越えたいなと思っていたので、今大会で一番いいプレーができたので良かったかなと思いました。

吉田戦に向けて変えたこと

特に変えたところはないんですけど、自分が得意なサーブレシーブから攻めて、後は無駄なミス、凡ミスをなくして相手にプレッシャーをかけられるようにしました。あとはリードしても油断せずに、1本1本しっかりいこうとしました。

過去の準々決勝から変えたこと

変えたことはないですね。過去3大会も精一杯やった結果ベスト8だったので、今回も精一杯戦って、今回は勝ててよかったんですけど、特に変わったことはしてないです。

五輪代表としての調整について

僕も五輪が終わってから一番最初にTリーグの全試合出て、世界卓球も出て、五輪も出てという状態で、疲労はすごくあるんですけどその分試合感は良くて、今回も初戦から篠塚選手ですごく強い相手だったんですけど、そういう強い選手と最初から当たれたのが良かったかなと思ってます。それで、自分の調子とか、集中力が上がっていったかなって思います。

明日への意気込み

まずは明日1回勝って、て感じですね。まずは明日の1試合を全力で戦いたいと思います。

五輪代表についての責任感について

有力選手がどんどん負けているんですけど、個人戦なので誰が勝とうが負けようが僕には関係ないですし、特に僕のブロックは順当に勝ち上がってきていて、僕の反対側のブロックで、張本、宇田、及川とか負けているので、反対側のブロックの選手とは決勝でしか当たらないので、僕としては全然何も動じることはなく、という感じです。

初戦から強い相手と当たったので、自分の事で精一杯でした。五輪代表の責任感は特に感じてないですね。僕としては全日本でいい結果が残せてなかったので、まずは表彰台に登れてよかったなと思います。

自分の強みを活かしたプレーは意識したか

サーブに関しては、自分は逆回転とかいろいろなサーブを持っているんですけど、そのサーブをいろいろ自分で切ると相手にストップとかされたときに回転が残って対処がしづらいので、自分としてはシンプルなサーブを出してって感じで戦ってます。

今日はそれが効いたので良かったんですけど、サービスエースを狙うようなサーブではなくて、3球目とか5球目とかその先を見据えたサービスを出すようにしていますね、今回は。

そのサービスで自分の有利な展開に仕掛けられているのか

全日本で当たる選手は、ナショナルチームとかで練習しているので、僕がどれだけいいサーブを出してもやっぱり返されるんですよね、慣れているので。そうなると、僕がいいサーブを出している意味がなくなる、逆に自分が苦しくなってしまうので、サービスエースをねらうのではなくて、その先のラリーで自分が有利な展開になるように、という風には変えましたね。

前陣でのプレーは意識したか？

それは特にないですね。試合が続いていて、徐々に疲労がたまってきて肩とかも上がらなくなってきてるので、前についてブロックとか、あまり自分から強く振らないように心がけていました。

男子シングルス準々決勝

吉田雅己（木下グループ）0-4 丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）〇
4-11/9-11/6-11/6-11

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