文:ラリーズ編集部
<2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月24日~30日 場所:東京体育館>
29日、全日本選手権は6日目を迎え、男子シングルス準々決勝が行われた。
全日学優勝の大学生王者・戸上隼輔(明治大)と全日本社会人王者の上田仁(T.T彩たま)が対戦し、戸上に軍配が上がった。
大学生王者vs社会人王者
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
昨年の大会は新型コロナウイルスの関係で無念の棄権となった戸上は、五十嵐史弥(早稲田大)、酒井明日翔(シチズン時計)と実力者を下し勝ち上がってきた。対する上田仁(T.T彩たま)は、濵田一輝(愛工大名電高)、小西海偉(東京アート)、英田理志(愛媛県競対)とこちらも実力者を退けている。
大学生王者の若さ溢れるプレーと社会人王者の老獪なプレーの戦いとなった。
写真:上田仁(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
1ゲーム目は戸上が11-4で奪ったものの、2ゲーム目は上田が巧みなバックサービスで戸上の快速チキータを封じる展開に持ち込み、デュースにもつれ込む。しかし、17-17で上田が痛恨のサービスミス。そのゲームを戸上が奪うと、一気に戸上が勢いを加速し、最後は戸上のロングサービスがエッジで入り、ゲームカウント4-0で準決勝進出を決めた。
準決勝で戸上は、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)と対戦する。
男子シングルス準々決勝
上田仁(T.T彩たま)0-4 戸上隼輔(明治大)〇
4-11/17-19/6-11/9-11
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