写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 伊藤美誠、2019年ジュニア王者・出澤を撃破でベスト16入り 2試合連続でフルゲームの激戦制す<全日本卓球2024女子シングルス5回戦>
2024.01.26
文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月22~28日 場所:東京体育館(東京)>
26日、2024年全日本卓球選手権大会は5日目を迎え、女子シングルス5回戦が行われた。
伊藤美誠がベスト16入り
女子シングルス5回戦(ランク決定戦)では、伊藤美誠(スターツ)と出澤杏佳(専修大)が対戦。出澤は2019年の全日本選手権ジュニアの部チャンピオンで、昨夏のFISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード)で女子シングルス銀メダルを獲得した実力者。伊藤は試合序盤、粒高ラバーと表ソフトラバーを使う出澤の変化攻撃に苦しみ、第1、第2ゲームを落としてしまう。
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
しかし、第3ゲーム以降は伊藤が出澤のボールに対応しはじめ、ペースを握る。第3ゲームを11-5で奪取すると、続く第4、第5ゲームも連取。ゲームカウント3-2で伊藤が勝利に王手をかけた。
出澤も意地を見せて第6ゲームを11-9で奪取するも、最終第7ゲームは再び伊藤がペースを掴み、大きくリードを重ねる。最後は11-1で勝ち切って、試合終了。2試合連続でフルゲームを制した伊藤が、ベスト16入りを果たした。
女子シングルス5回戦
写真:出澤杏佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
〇伊藤美誠(スターツ)4-3 出澤杏佳(専修大)
7-11/8-11/11-5/11-5/11-6/9-11/11-1
平野美宇・伊藤美誠五輪代代表ポイント争いを解説
>>ポイント差はわずか34.5 平野美宇と伊藤美誠、どちらがパリ五輪代表権をつかむのか 代表権獲得条件を解説