篠塚大登「考え過ぎずにこの大会の優勝だけを」応援を力に8強入り<全日本卓球2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 篠塚大登「考え過ぎずにこの大会の優勝だけを」応援を力に8強入り<全日本卓球2024>

2024.01.26

文:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月22~28日 場所:東京体育館(東京)>

26日、2024年全日本卓球選手権大会は5日目を迎え、男子シングルス4回戦にスーパーシードの篠塚大登(愛知工業大)が登場した。

4回戦では松田歩真(明治大)にゲームカウント4-2、5回戦では松山祐季(協和キリン)にゲームカウント4-1で勝利し、ベスト16入りを決めた。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

6回戦では同じTリーグ・木下マイスター東京でプレーする松島輝空(木下アカデミー)と対戦。

各ゲーム競り合い、手に汗握る接戦となるが、篠塚は前陣での両ハンドだけなく、ロビングでの後陣の粘りや中陣からの引き返し、勝負所でのサービスエースを交え、フルゲーム9本の大激戦をものにした。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

勝った直後には、観客席から大声援を送った愛工大名電高&愛知工業大学メンバーや“しのぴファン”に向けて、珍しく感情を露わにし雄叫びを上げるシーンも見られた。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

篠塚は6回戦終了後に報道陣の質問に答えた。

篠塚大登(愛知工業大)勝ち上がり


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

4回戦

篠塚大登(愛知工業大) 4-2 松田歩真(明治大)
12-10/11-5/12-10/9-11/10-12/11-7

5回戦

篠塚大登(愛知工業大) 4-1 松山祐季(協和キリン)
6-11/11-6/11-9/11-8/11-7

6回戦

篠塚大登(愛知工業大)4-3 松島輝空(木下アカデミー)
13-11/9-11/9-11/11-8/11-8/8-11/11-9

準々決勝

篠塚大登(愛知工業大) – 高木和卓(ファースト)

篠塚大登コメント


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

組みあわせが決まってから時間がありましたが、松島輝空戦は意識されていましたか?

自分的には1試合目から勝負だなと思っていたので、先のことを見過ぎずにやっていました。

松島選手との試合を振り返ると

練習はよくしているんですが、試合で当たるのは約1年ぶりで、前よりもミスが少ないなというのと、こっちがリードしていても淡々とやってくるので、そういう上手さが増しているなと思いました。

試合前は意外と緊張してなかったんですけど、試合に入ったら少し力が入ってしまって、チャンスボールが上手く打ち切れなかったです。

ただ、その中でも粘り強く戦い抜けたのは良かったと思います。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

勝利を決めたあと、ガッツポーズと応援してくれた客席に向けてパフォーマンスもありました

最後ネットで吠えてしまって申し訳なかったんですけど、勝手に声が出ちゃいましたね(笑)。

応援は本当に力になりますし、そのおかげで山場を乗り越えられました。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

昔よりも感情が全面に出ているが

2,3年前からどんどん声が出せるようになって、試合では声を出せた方がいいと思うのでそこは成長しているかなと思います。

自分的には声を出すことはメリットもデメリットもあるかなと思っていて、声を出し過ぎると冷静になれないこともありますし、一方で競った時は相手にプレッシャーもかけられるのでそういった意味では大事かなと思います。

パリ五輪代表3枠目を争っている状況ですがそこに関しては

正直最後までわからないと思っているので、目の前の試合を1試合1試合頑張りたいです。

最後まで考え過ぎずにこの大会の優勝だけを考えたいと思います。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

全日本2024大会報道記事

>>全日本2024大会報道記事はこちら

Rallys × Pandaniユニフォーム(Y.Osawa Edition)発売中

>>Rallys × Pandaniユニフォーム(Y.Osawa Edition)購入はこちら