＜天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）　日程：2024年1月21～26日　場所：東京体育館（東京）＞

26日、2025年全日本卓球選手権大会は大会最終日を迎えた。

今大会1回戦から勝ち上がり、パリ五輪代表の戸上隼輔（井村屋グループ）らを打ち破って準決勝に進出した谷垣佑真（愛知工業大）は、準決勝でパリ五輪代表の篠塚大登（愛知工業大）と対戦。

愛工大名電中高、愛知工業大と中高大の同級生との対戦だったが、1ゲームを奪うにとどまり、ゲームカウント1-4で敗れた。

試合後、谷垣はミックスゾーンで報道陣の質問に答えた。

谷垣佑真、試合後のコメント

写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部

試合を終えてみてどうか

終わってみると、僕が点数取らないといけない場面で取れませんでした。大事な1本を取りきれなかった。

勝ちたい気持ちが前面に出てしまって、昨日までにはない力の入り具合もあり、ちょっと力んでしまったなと思いました。

準決勝は気持ちの持ちようがこれまでと違ったのか

篠塚とは、去年のパリ五輪選考会の6回目で対戦して、3-4で負けていた以来の対戦でした。

同級生ということもあり、どこかで勝つチャンスがあるのかなという思いがよぎり、点数を取りたいという思いが強すぎて、戦術面が考えられていなかったのかなと思います。

篠塚選手は以前の対戦とはまた違った強さがあったか

パリ五輪やWTTなど、色々経験を積んできているので、選考会のときは違いました。台上だったり、動きの切れだったり、ドライブの質だったり、そういうのがもう1段階強くなっていました。

今までにない篠塚の強さというか、思い切りの良さも感じました。

写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部

谷垣選手にとってはどういう全日本になったか

とりあえず自分を褒めたいっすね（笑）。

今回シングルスだけということで、シングルスに懸ける思いもありました。去年、一昨年と悔しい負け方をしているので、今年は絶対勝ってやろうという気持ちで臨んでいたので、結果に繋がってよかったと思います。

強敵を倒したあとも謙虚なコメントが印象的でした

やっぱりそこは調子に乗らずに、ただ1回勝っただけなので。1回勝つだけだと、みんな「奇跡だ」とか「まぐれだ」とか、たぶんそう思われると思うので。

2回、3回、4回と強い選手に勝ってからが本物だと思うので、そこは自分の中で結構大事にしてる部分です。

学生最後の1年に向けての抱負は

篠塚も学生ですけど、自分も学生のトップとして色々ユニバシアードや来年の全日学など学生部門で色々チャンピオンを取れるようにこの1年は頑張っていきたいと思います。

写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部

谷垣佑真、今大会の勝ち上がり

写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部

1回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）3-0 岸本漣斗（関西高）
11-1/11-7/11-6

2回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）3-1 玉井嵩大（埼玉工業大）
4-11/11-5/11-6/11-9

3回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）3-1 大西尚弥（立松卓球S&NAS卓球場）
11-3/10-12/11-3/11-7

4回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）4-1 上村慶哉（シチズン時計）
11-5/11-9/10-12/11-6/11-5

5回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）4-3 戸上隼輔（井村屋グループ）
11-6/11-8/10-12/11-9/4-11/6-11/11-5

6回戦

◯谷垣佑真（愛知工業大）4-3 松下大星（クローバー歯科カスピッズ）
3-11/6-11/11-8/11-8/8-11/11-8/11-5

準々決勝

〇谷垣佑真（愛知工業大）4-1 岡野俊介（朝日大）
11-8/11-8/11-13/11-5/11-4

準決勝

谷垣佑真（愛知工業大） 1-4 篠塚大登（愛知工業大）
2-11/6-11/12-10/9-11/3-11

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