文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>
18日、男子シングルス5回戦に張本智和(JOCエリートアカデミー)が登場した。対するはJOCエリートアカデミーの先輩、緒方遼太郎(早稲田大)。
バックハンドを得意とする両者の対戦。試合は第1ゲーム、張本が11-2で取り幸先よくスタートを切る。しかし、2ゲーム目以降は緒方が先輩の意地を見せて2度のデュースを制し、勝負は最終第7ゲームへ。
第7ゲーム序盤、張本のミスが続き、一時1-6までポイントが離れる。しかし、そこから張本は集中力のギアを上げると一気にミスが減る。逆に緒方はチキータミスなどが出て、張本は連続でポイントで7-7に追いつく。最終的には流れを引き戻した張本が11-7で薄氷の勝利をおさめた。
試合後、敗れた緒方は「(最終ゲームに)自分が勝ちを意識したことはなかったが、張本の凡ミスがなくなって逆転された」と振り返った。
張本は18日午後の6回戦で田添健汰(木下グループ)と対戦する。Tリーグ木下マイスター東京のチームメイト同士の対決となる。
全日本卓球2019 男子シングルス5回戦
張本智和(JOCエリートアカデミー)4-3緒方遼太郎(早稲田大)
11-2/11-13/11-13/11-1/8-11/11-4/11-7