カットペアの佐藤・橋本組が金星 石川・平野組を破る<全日本卓球2019・女子複> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:佐藤 瞳(左)/橋本 帆乃香(ともにミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 カットペアの佐藤・橋本組が金星 石川・平野組を破る<全日本卓球2019・女子複>

2019.01.18

文:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>

18日に行われた全日本卓球選手権の女子ダブルス5回戦で佐藤瞳・橋本帆乃香(ともにミキハウス)ペアが石川 佳純(全農)・平野 美宇(日本生命)ペアをゲームカウント3-1で破る金星を挙げた。

世界ランク3位の石川と9位の平野が組むペアは優勝候補の一角とされていたが、長年ペアを組む佐藤・橋本の守備範囲の広い粘り強いカットと、チャンスとなれば前陣に飛び込んで放つスマッシュとドライブ攻撃のコンビネーションが石川・平野ペアを終始苦しめた。また、佐藤・橋本ペアは4ゲーム中3ゲームを2点差の接戦を制す勝負強さを見せた。

平野は試合後「昨日からカットマンペアに対する対策はしていて、それが活きる場面もあったが、少しの差で負けてしまった。あと少しで勝てただけに悔しい」とコメント。

シングルスも敗れ、今年の全日本選手権の全日程が終了となったことについては「今までは最終日に残っていたのに今年は久しぶりに早く終わってしまった。シングルスもダブルスも負けたのは実力不足。(シングルスでは年下の木原に負けたが)今は年齢は関係ない。最近は全日本のレベルが上がっている。簡単に決勝行けると思ってはいなかったが、実力的には優勝狙えたと思うので悔しい」と唇を噛み締めた。

勝利した佐藤・橋本ペアは続く準々決勝で徳永 美子・阿部 愛莉(早稲田大)ペアと対戦する。

全日本卓球2019 女子ダブルス 5回戦

石川 佳純(全農)/平野 美宇(日本生命)1-3 佐藤 瞳/橋本 帆乃香(ともにミキハウス)
11-6/9-11/10-12/11-13