文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>
19日、男子シングルス準々決勝で、町飛鳥(シチズン)と木造勇人(愛知工業大)が対戦した。
木造は張本智和(JOCエリートアカデミー)と組んで男子ダブルスでも準決勝に勝ち残っている。一方の町は第3シードの松平健太を破って勝ち上がっており2014年の決勝進出以来のベスト4を目指す。
試合は木造が優位に進める。木造はラリーでのミスが少なく、台から下がることなくフォアとバックの両ハンドで華麗に攻める。レシーブでもチキータを多用し、町に主導権を与えない。
木造リードのゲームカウント3-0で迎えた第4ゲーム、町も序盤から必死にくらいつくが、9-7で木造リードの場面で非情にも木造の打球がネットイン。運も味方につけた木造がストレートでの勝利を収めた。
木造は20日の準決勝で水谷隼(木下グループ)と対戦する。奇しくも、木造と水谷は19日のダブルス準決勝でも対戦する。自身初の決勝進出を目指す木造の前に、難敵が立ちはだかる。
全日本卓球2019 女子シングルス5回戦
写真:町飛鳥(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部
町飛鳥(シチズン時計)0-4 木造勇人(愛知工業大)
8-11/5-11/8-11/7-11