文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>
全日本選手権5日目、男子シングルス5回戦で丹羽孝希(スヴェンソン)と岸川聖也(ファースト)のロンドン五輪代表対決が実現した。岸川が第2ゲームを15-13で奪う健闘を見せたが、世界ランク9位の丹羽が終始試合を優位に進め4-1で勝利した。
得意の両ハンドドライブを駆使しラリーで粘る岸川に対し、丹羽はサーブからの速攻と、バック側に来る岸川のドライブをフォアで回り込んでの華麗なカウンターで応戦し、会場を沸かせた。
岸川は試合後「久々の対戦でした。(丹羽は)数年前より強くなっているし、凡ミスも減っている。加えて、サーブレシーブは世界のトップレベル。完敗です」と穏やかな表情で後輩を讃えた。
丹羽は次戦、シチズン時計のエース・神巧也を倒した濱川明史(岩村くらぶ)と対戦予定だ。
全日本卓球2019 男子シングルス5回戦
丹羽 孝希(スヴェンソン) 4-1 岸川 聖也(ファースト)
11-4/13-15/11-8/11-5/11-7