大会報道 【卓球】19歳のアジア女王が誕生<アジア大会 女子最終日結果>
2018.09.02
文:ラリーズ編集部
*写真は2018年ジャパンオープンの王曼昱(中国)
<第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ) 2018年8月18日〜9月2日>
19歳・王曼昱がアジア女王に
1日、アジア大会卓球競技が最終日を迎え、男子女子共にシングルス競技の準決勝と決勝が行われた。
女子一般シングルスには日本代表として加藤美優(8月度世界ランキング18位・19歳)=日本ペイントホールディングス=、安藤みなみ(同46位・21歳)=専修大学=が出場し、加藤がベスト8、安藤はベスト16となった。
準決勝の結果、決勝は王曼昱(同5位・19歳)=中国=と、陳夢(同3位・24歳)=中国=の中国勢対決となった。試合は昨年のワールドツアーグランドファイナルを制するなど経験豊富な陳夢がゲームカウント3-1と優勝に王手をかけるも、王曼昱が驚異的な粘りを発揮し、そこから3ゲームを取り返し、見事19歳にしてアジア女王に輝いた。
王曼昱は伊藤美誠・平野美宇らと同世代のライバルでもあり、今年6月に開催されたジャパンオープン決勝で伊藤と対戦している。(伊藤がゲームカウント4-2で勝利している。)中国の急成長若手世代から今後も目が離せない。
女子 アジア大会最終日の結果
女子一般シングルス 決勝トーナメント
<準決勝>
○陳夢(中国) 4-0 田志希(韓国)
11-7/11-7/11-6/11-4
○王曼昱(中国) 4-1 ユ・モンユ(シンガポール)
11-7/11-6/11-5/9-11/11-7
<決勝>
○王曼昱(中国) 4-3 陳夢(中国)
11-7/5-11/14-16/7-11/11-6/11-8/11-8
女子 アジア大会最終結果
女子シングルス
<優勝>
王曼昱(中国)
<準優勝>
陳夢(中国)
<ベスト4>
田志希(韓国)、ユ・モンユ(シンガポール)
女子団体
<優勝>
中国
<準優勝>
北朝鮮
<ベスト4>
韓国、中国香港
混合ダブルス
<優勝>
王楚欽/孫穎莎(中国)
<準優勝>
林高遠/王曼昱(中国)