【卓球】中国の壁は厚く 石川、絶対女王に惜敗<ITTFブルガリアOP 女子5日目の結果> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球】中国の壁は厚く 石川、絶対女王に惜敗<ITTFブルガリアOP 女子5日目の結果>

2018.08.19

文:ラリーズ編集部

*写真は2018年世界選手権の丁寧(中国)

<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン(パナギュリシテ)、2018年8月14日〜19日>

18日、ワールドツアー・ブルガリアオープンが5日目を迎え、女子シングルス準決勝までが行われた。

女子一般シングルス準々決勝では、石川佳純(8月度世界ランキング4位・25歳)=全農=が現世界女王の丁寧(同7位・28歳、リオ五輪金メダル2015・2017年世界選手権女子単優勝)=中国=と対戦した。

石川は序盤バックハンド対バックハンドの展開で丁寧を上回り、ゲームカウント2-1とリードする。しかし石川は丁寧の得意技、しゃがみこみサーブ(サーブを打つ際に、しゃがみこむようにしながらボールの落下速度を利用して回転をかけるサーブ)に苦しめられ、流れを取り戻すことができず敗北。昨年に引き続きブルガリアオープン女子単優勝を狙ったが、連覇はかなわなかった。

平野美宇は、今大会で加藤美優(同18位・19歳)=日本ペイントホールディングス=を破った劉高陽(同399位・22歳)=中国=にゲームカウント1-4で敗北。そして準決勝では唯一準決勝まで勝ち残った佐藤瞳(同14位・20歳)=ミキハウス=が今大会伊藤美誠(同6位・17歳)=スターツSC=を倒した王藝迪(同68位・21歳)=中国=にゲームカウント2-4で敗れ、中国選手の前に日本女子主力選手が屈する形となった。

準決勝の結果、女子シングルス決勝は丁寧対王藝迪となった。

女子 ブルガリアオープン5日目の結果

女子一般シングルス 決勝トーナメント

<準々決勝>
石川佳純 2-4 ○丁寧(中国)
11-8/10-12/11-7/4-11/8-11/7-11

平野美宇 1-4 ○劉高陽(中国)
8-11/9-11/11-2/7-11/4-11

<準決勝>
佐藤瞳 2-4 ○王藝迪(中国)
11-7/11-9/7-11/4-11/10-12/6-11

写真:ロイター/アフロ