＜卓球・全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部　2022年7月28日～31日　グリーンアリーナ神戸＞

全農杯全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部（以下、全日本ホカバ）は2日目、男子の部が終了し、それぞれの優勝者が決まった。
ホープス、カブの決勝にカットマンが勝ち上がってきた展開となった今年の男子、結果は以下の通り。

男子ホープスの結果

◯平塚健友（フェニックス卓球クラブ） 3-1　立川 凜（ピンポンカベ）

写真：「最も苦しかった試合」に挙げた準決勝・大野颯真戦に勝利した平塚健友（フェニックス卓球クラブ）/撮影：ラリーズ編集部

写真：平塚健友（フェニックス卓球クラブ）/撮影：ラリーズ編集部

平塚のこれまでの全日本ホカバ戦績は、1年生でベスト32、2年・3年・5年生がベスト16、4年時はコロナで大会が中止だった。

飛躍を遂げた理由に「メンタル面と技術面の成長」を挙げた平塚は、次の目標に「全中優勝」を掲げる。次世代の頼もしいカットマンが登場した。

男子カブの結果

◯原澤駿太（卓桜会 栃木卓球センター） 3-0 岡田蒼空（ＯＫＡＴＡＫＵ）

写真：原澤駿太（卓桜会 栃木卓球センター）/撮影：ラリーズ編集部

優勝後のインタビューで「この一年で気持ちが強くなってきた」と語った原澤。将来の夢は迷わず「世界チャンピオン」、憧れの選手は「スウェーデンのパーソン」という渋い答えで、報道陣を唸らせていた。

写真：原澤駿太（卓桜会 栃木卓球センター）/撮影：ラリーズ編集部

男子バンビの結果

◯樽井陸（イトウＴＴＣ） 3-1 仲本 楓翔（はばたキッズ）

写真：樽井陸（イトウTTC）/撮影：ラリーズ編集部

「サービスからの展開が良かった。大会前から優勝を目指していたので、とっても嬉しい」と語った樽井陸（イトウTTC）。ラリーにも強く、大器を感じさせる卓球で、バンビの部の栄冠を勝ち取った。

写真：カブの部で入賞した兄・樽井健（写真右）と共に/撮影：ラリーズ編集部

副賞にキュートなパネル

ところで、表彰式で入賞者に渡される副賞に、毎年のお米に加え、ナイスなビジュアルのパネルがあった。

写真：入賞者たちが手にしていた「徳島すだち微炭酸」　/撮影：ラリーズ編集部

副賞を提供した全農の徳島県本部に聞いてみると、コロナ前までは、この全農杯全日本ホカバの会場で「すだち」そのものを配布していた時期もあるという。

収穫高シェア97％の“すだち県”徳島において、“炭酸もわずかで、試飲すると小さなお子さんから高齢者まで人気“だという、この「徳島すだち微炭酸」。すだちの持つ疲労回復効果の他にも、すだちの皮にある栄養素に近年注目が集まっているということだ。

写真：徳島すだち微炭酸/提供：全農

「スポーツを続けるには、強い心と体が大切。国産の農畜産物をしっかり食べて、五輪選手を目指してこれからも頑張って下さい」というメッセージも頂いた。

さりげなく、副賞も毎年進化していた。

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