大熱戦制し、東京アートと中国電力が日本一に<全日本卓球選手権・団体の部> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:自らの勝利で東京アートの優勝を決めた吉村和弘(写真はTリーグ時)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 大熱戦制し、東京アートと中国電力が日本一に<全日本卓球選手権・団体の部>

2019.10.21

文:ラリーズ編集部

<2019年全日本卓球選手権大会 団体の部 2019年10月18日~10月20日>

2019年全日本卓球選手権大会(団体の部)が鹿児島県の鹿児島市松元平野岡体育館で18日から開催された。この大会は実業団からジュニアナショナルチーム(以下JNT)まで、男女各12チームが参加し優勝を争った。

男子団体の部は、東京アートが男子最多となる3年ぶり14回目の優勝、女子団体は、中国電力が3年ぶり3回目の優勝を飾った。

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男子団体結果


写真:準決勝では2点獲りの大活躍をした定松祐輔(写真は国体時)/撮影:ラリーズ編集部

男子団体の部は、吉田海偉、高木和卓といったベテランが奮闘した東京アートが男子最多となる3年ぶり14回目の優勝を飾った。予選リーグの愛知工業大学戦や準決勝でのシチズン時計戦では、5番までもつれる展開となったがしっかりと勝ち切った。

決勝では、1番で高木和が準決勝で2点獲りの活躍をした定松に勝利すると、2番で吉田が藤村にフルゲーム11-9で勝利し東京アートが勢いに乗る。最後は、吉村が藤本に勝利し優勝を決めた。

3位には、シチズン時計と協和キリンが入賞した。準決勝で優勝した東京アートをあと一歩のところまで追い詰めたシチズン時計だが、最後はルーキー・酒井明日翔が吉田の技の前に屈した。協和キリンは、準決勝で日鉄物流ブレイザーズと対戦。こちらも5番までもつれる大熱戦となったが、惜しくも敗れた。

昨年初優勝を飾ったリコーは、予選リーグを1位で通過するも準々決勝で協和キリンに敗れた。

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女子団体結果


写真:決勝で2点獲りの大活躍した成本綾海(写真は国体時)/撮影:ラリーズ編集部

女子団体の部は、決勝でサンリツとの激戦を制した中国電力が3年ぶり3回目の優勝を飾った。

中国電力は、準々決勝のデンソー戦で、全日本社会人女王・野村萌に2敗を喫する。しかし勝利した3試合のすべてがフルゲームまでもつれるという大熱戦を制し、見事勝利した。

決勝では成本が2点獲りの大活躍。1番で土田が平に、3番庄司が松本に逆転負けという苦しい展開となったが、最後は土`田が三村に3-0で勝利し優勝を決めた。サンリツは前半を2-1リードで折り返したが、流れに乗り切れなかった。

3位には、十六銀行と日立化成が入賞した。十六銀行は予選を1位通過。準々決勝では、インターハイ女王・出雲、世界ジュニア代表・相馬を要する遊学館高校に見事勝利した。日立化成は準決勝でサンリツと対戦。1番で牛嶋が平に勝利するも1-3で敗れた。3番で平が秋田に2-0リードからの逆転負けが響いた。

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男女決勝のオーダーとスコア

男子決勝結果

東京アート 3-0 日鉄物流ブレイザーズ
○高木和卓 3-1 定松祐輔
○吉田海偉 3-2 藤村友也
○吉村和弘 3-1 藤本海統

女子決勝結果

中国電力 3-2 サンリツ
土`田美佳 1-3 ○平侑里香
○成本綾海 3-1 三村優果
庄司有貴 2-3 ○松本優希
○成本綾海 3-1 平侑里香
○土`田美佳 3-0 三村優果

2019年全日本卓球選手権大会(団体の部) 最終結果

男子団体の部

優勝:東京アート
準優勝:日鉄物流ブレイザーズ
3位:シチズン時計、協和キリン

女子団体の部

優勝:中国電力
準優勝:サンリツ
3位:十六銀行、日立化成

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※お詫びと訂正:当初公開しました記事タイトルに誤りがありました。
正:東京アートと中国電力が日本一に
誤:東京アートと十六銀行が日本一に
選手、関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。