関西学生卓球リーグ、"無観客×ライブ配信"で開幕 Tリーガー皆川優香がデビュー | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:皆川優香(大阪成蹊大学)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 関西学生卓球リーグ、”無観客×ライブ配信”で開幕 Tリーガー皆川優香がデビュー

2020.09.04

文:ラリーズ編集部

<令和2年度秋季関西学生リーグ戦(1・2部) 9月4日~6日・横大路運動公園体育館>

4日、令和2年度秋季関西学生リーグ戦が開幕した。開幕試合では男女2部の5試合が行われた。新型コロナウイルスの影響で各地の大会の中止が相次ぐ中、関西学生卓球連盟は参加意思のある大学が多いこともあり、リーグ戦開催にこぎつけた。

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無観客×生配信

新型コロナウイルスの感染予防のため無観客での開催となり、大会会場へ入場できるのは、参加申込書に記名された選手、監督、コーチ、大会役員関係者のみとなる。そんな中、大学関係者からの要望もあり、ラボライブにより1部2部問わず全試合生配信が実現した。


写真:各台にカメラが設置され、ラボライブで全試合中継が行われている/撮影:ラリーズ編集部

関西学生卓球連盟副幹事長の廣瀬駿介氏は「自分たちで中継することも考えたが、しっかりと中継するためにラボライブさんにお願いすることにしました。1部校からは10000円、2部校からは5000円をライブ配信代として追加徴収させていただき、実現できました」と経緯を明かした。


写真:手にはピンクのバンドを巻く/撮影:ラリーズ編集部

入場時に検温が行われ、通過者の腕にはピンクのリストバンドが巻かれる。また、試合間には換気の時間を設け、プレーヤーも握手代わりに一礼、ラケット交換は対戦相手のラケットに触れず互いに見せ合うのみ、チェンジエンドなしなどで感染予防を徹底する。

男女2部5試合で熱戦が展開

開幕戦となった男女2部の試合では、男子は6校、女子は4校が戦いに臨んだ。今大会は5シングルスで競技が行われ、試合が決まっても最終5番まで行われ、今季のリーグ昇降格はないという。

女子ではTリーグ日本生命レッドエルフに所属する皆川優香が、大阪成蹊大学1年生として関西学生デビュー戦勝利を飾るも、チームは接戦をものにできず、2-3で関西大学に敗れた。


写真:アドバイスを送る皆川優香(大阪成蹊大学)/撮影:ラリーズ編集部

チームは敗れたが試合後皆川は「デビュー戦で久しぶりの緊張感でした。自分が一番だったのでチームの流れを良くしたかった。9日から関西学生選手権もあるので、その準備もしつつ明日明後日も頑張りたいです」と巻き返しを誓った。

男子では、昨秋1部でプレーした国公立の雄・神戸大学が登場したが、大阪成蹊大学に敗戦を喫した。他にも天理大学が甲南大学に、佛教大学が流通科学大学にそれぞれ3-2で勝利を収めた。


写真:廣橋晟名(天理大学)/撮影:ラリーズ編集部

本日は、新型コロナウイルスの感染予防のための換気や消毒の時間を挟み、男女1部校の試合が行われる。

>>生配信が行われるラボライブはこちら

男子2部

〇天理大学 3-2 甲南大学

山崎蓮 0-3 〇川崎裕介
〇松田遼平 3-1 川西詠
〇廣橋晟名 3-0 薄井陸帆
向井悠貴 1-3 〇河野新也
〇小橋健人 3-2 中井柊斗

〇大阪成蹊大学 5-0 神戸大学

〇呂昕彦 3-0 寺本大葵
〇片平匠海 3-2 庄田圭吾
〇今井淳彦 3-2 笹田真宏
〇吉本翼 3-1 樋口喜則
〇西竜輝 3-0 大野僚太

〇佛教大学 3-2 流通科学大学

辻翔太 2-3 〇米本駿也
〇中村星周 3-1 名倉晃太
〇坪田章秀 3-0 田中颯斗
郡司大紀 3-0 宮崎智聖
西川廉 1-3 〇山下空大

女子2部

〇関西大学 3-2 大阪成蹊大学

朝野郁香 0-3 〇皆川優香
赤川真理亜 0-3 〇山本愛
〇黒田さくら 3-2 後藤里紗
〇藤原真由 3-0 吉村海華
〇宮村栞奈 3-0 村上愛

〇千里金蘭大学 3-2 天理大学

〇幡司杏香 3-1 樋口佳菜
幡司佑香 0-3 〇清水優香
〇田中美来 3-0 福田祥子
〇立麻望月 3-1 山﨑唯梨香
濱田泉純 1-3 〇岡田玲尚

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