卓球男子代表・倉嶋監督、水谷隼敗戦も全幅の信頼「調整力は日本で一番長けている」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:明治大ドリームゲームの解説を務めた倉嶋洋介監督(写真左)、松下浩二氏(写真右)/撮影:ラリーズ編集部

国内大会 卓球男子代表・倉嶋監督、水谷隼敗戦も全幅の信頼「調整力は日本で一番長けている」

2020.10.19 文:ラリーズ編集

<明治大学卓球部90周年記念事業・ドリームゲーム 10月18日・明治大学卓球部練習場>

明治大学卓球部ドリームゲームが18日開催され、伝統ある明治大卓球部のOBと現役の対抗戦が行われた。結果は宇田幸矢、戸上隼輔らを擁する現役生が、東京五輪代表も名を連ねたOBオールスターに3-2で勝利した。

解説を務めた明治大OBで現・男子ナショナルチーム監督の倉嶋洋介氏が試合後、報道陣の取材に応じ、コロナ禍でのナショナルチームの練習動向などを明かした。

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東京五輪代表水谷隼、丹羽孝希について

東京五輪代表に内定している丹羽孝希(スヴェンソン)は、戸上を相手にゲームカウント3-2で勝利した。


写真:丹羽孝希/撮影:ラリーズ編集部

倉嶋監督は「丹羽に関しては試合勘がないようには見えない試合ぶりで良かった。(ナショナルチーム)合宿でも精力的にゲーム形式の練習を多くしているので、すごく良くなってきている」と目を細めた。


写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

同じく五輪代表の水谷隼(木下グループ)は宇田に0-3で苦杯を喫したが、「Tリーグが始まってからエンジンかかってくると思う。試合をやっていないブランクを取り戻しながら(Tリーグで)やっていくことが彼にとっては大きい。調整力は日本で一番長けている選手なので、そこらへんには期待している」と信頼を寄せた。

若武者・戸上隼輔、宇田幸矢について

一方、全日本で勝利していたものの今回は丹羽に惜敗した戸上については、「1回対戦していると次は対応してくるのがトップ選手。戸上も長所をかなり封じられながらやっていた」と試合を分析。


写真:丹羽孝希と対戦した戸上隼輔/撮影:ラリーズ編集部

「戸上の場合は行きすぎだと思われるくらいがちょうどいい。荒々しさの確率をあげていけば世界チャンピオンに近づく。そういう方向で育てていきたい。戸上はコロナがなければ(世界ランク)50位以内、宇田も20位以内に入ってただろうと思いますし、次世代の五輪代表というくらい期待を持っている」と戸上、宇田の若武者2人に期待を寄せた。

NT合宿での練習内容について

3月上旬のカタールオープン以降、国際大会が中断していたが、新型コロナウイルスの感染予防に細心の注意を払いながら6月下旬よりナショナルチーム合宿は再開している。

試合のない中での練習内容について聞かれた倉嶋監督は「そこまで変わっていない」と前置きした上で、「いろんな選手とやるようにして、伊藤美誠だったり石川佳純だったり女子の選手にたまに打ってもらったり、男子のやったことのないような選手とやったり、刺激を与えながらゲーム形式の練習を普段より多く心がけている」と工夫を明かした。

試合がなくモチベーション維持が難しい環境下ではあるが、ゲーム練習や普段打たない選手のボールを受けることで、選手に刺激を与えているという。

「(11月中旬から)Tリーグが始まるので、合宿はストップさせてTリーグに専念させ、より実戦の空気の中でやるというのが年内。来年の全日本が終わったくらいから東京五輪モードに専念するような形で環境を考えている」と今後の構想を語った。

>>「卓球で生きていく」 “パリ世代三銃士”宇田幸矢・戸上隼輔・木造勇人、覚悟と決意の挑戦

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