文:ラリーズ編集部
<アジア卓球選手権ドーハ大会日本代表選手選考会 6月17-20日 場所:千葉県・旭市総合体育館>
6月17日から20日にかけて、アジア卓球選手権の日本代表選考会が千葉県の旭市総合体育館で行われている。
アジア選手権では男女団体、男女シングルス、男女ダブルス、そして混合ダブルスの計4種目が行われるが、この選考会では男子4名、女子2名が団体とシングルスで代表権を得ることができる。女子では早田ひな(日本生命)、安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)が代表権を獲得した。
選考会最終日となった20日は、男子シングルスの決勝戦まで行われた。
男子シングルス総括
写真:木造勇人(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
男子シングルス決勝には木造勇人(愛知工業大)と戸上隼輔(明治大)が登場した。木造は準決勝で高校の後輩である篠塚大登(愛工大名電高)とのフルゲームの熱戦を3-2で制し決勝へ進んだ。一方戸上は、準々決勝で五輪代表の水谷隼(木下グループ)に3-1で勝利すると、準決勝では昨シーズンのTリーグ・琉球アスティーダでともにプレーしてきた村松雄斗(東京アート)に3-0で勝利して決勝まで勝ち上がった。
写真:戸上隼輔/撮影:ラリーズ編集部
決勝は2度のデュースを含む白熱した展開に。1ゲーム目のデュースを木造が制すも、続く2ゲーム目は戸上が取った。3,4ゲーム目を互いに1ゲームずつ取って最終ゲームへ、最後は木造が11-8で取って優勝を飾った。また、この選考会では準決勝まで進んだ4名が代表権を獲得した。
木造勇人(愛知工業大)コメント
写真:木造勇人(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
今回、主催していただいた旭市の方々本当にありがとうございます。今回僕は、事前合宿を蹴ってまでここの舞台に立たせてもらったんですけど、それまでのいいイメージであったり練習だったり、そしてチームメイトのサポートだったり、そういうのがありがたいことに、とてもいい環境でさせていただいたことが勝因だったと思います。
アジア選手権の本戦でも、もっともっといい準備をして、皆さんからに認められる選手になっていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。頑張っていきます。
戸上隼輔(明治大)コメント
写真:戸上隼輔/撮影:ラリーズ編集部
まず、このように開催していただきありがとうございました。必ずアジアでテッペン取ってきます。頑張ります!
篠塚大登(愛工大名電高)コメント
写真:篠塚大登(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部
今大会の関係者の方、開催していただきありがとうございます。僕自身、アジア選手権で戦う選手は自分より上の選手ばかりだと思うので、思い切ってプレーしていきたいと思います。今回はありがとうございました。
村松雄斗(東京アート)コメント
写真:村松雄斗(東京アート)/撮影:ラリーズ編集部
今回試合を開催していただいた旭市の皆様ありがとうございました。長いけがをずっとしていて、うまく思うような成績は出てなかったんですけど、今回選考会に出るチャンスがあるということで自分なりに精いっぱい頑張って、代表権を獲得することができました。
9月のアジア選手権まで日本代表の自覚をもって過ごしていきたいと思います。頑張ります。ありがとうございました。
選考会最終日 結果
男子シングルス準決勝
〇戸上隼輔 3-0 村松雄斗
11-6/11-6/11-2
〇木造勇人 3-2 篠塚大登
5-11/5-11/11-5/11-9/11-8
男子シングルス3-4位決定戦
村松雄斗 – 〇篠塚大登(不戦勝)
男子シングルス決勝
戸上隼輔 2-3 〇木造勇人
10-12/11-6/9-11/12-10/8-11
男子シングルス順位
1位 木造勇人(代表権獲得)
2位 戸上隼輔(代表権獲得)
3位 篠塚大登(代表権獲得)
4位 村松雄斗(代表権獲得)
5位 水谷隼
6位 吉村和弘
7位 英田理志
8位 曽根翔
9位 及川瑞基
10位 平野友樹
木造勇人インタビュー
写真:木造勇人/撮影:伊藤圭
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