2年ぶりの開催 男子は愛工大名電、女子は四天王寺が6連覇目指す<卓球・全国高校選抜> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:濱田一輝(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 2年ぶりの開催 男子は愛工大名電、女子は四天王寺が6連覇目指す<卓球・全国高校選抜>

2021.03.25

文:ラリーズ編集部

<第48回全国高校選抜卓球大会 2021年3月26日~28日 三重・サオリーナ>

26日から全国高校選抜卓球大会が三重県、サオリーナで開催される。昨年の同大会は感染症対策として中止となったため、今大会は2年ぶりの開催となる。前回大会は男子の愛工大名電(愛知)、女子の四天王寺(大阪)がともに5連覇を達成している。中止を挟んで両校が6連覇を達成するか、他校がその道を阻むか、注目だ。

男子学校対抗 見どころ


写真:篠塚大登(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

ここ数年、男子高校卓球の“絶対王者”としての地位を確立しつつある愛工大名電が、今大会も優勝候補として挙げられる。1月の全日本ジュニアではベスト4を独占し、その強さを見せた。全日本ジュニア王者の濱田一輝やTリーグ・T.T彩たま所属の篠塚大登などタレントが揃い、6大会連続優勝への態勢は整っている。


写真:徳田幹太(野田学園)/撮影:ラリーズ編集部

14年に優勝したのを最後に、5年連続で決勝で愛工大名電に敗れ、悔し涙を流してきたのが野田学園(山口)だ。今大会は第2シードとして、ともに勝ち進めば決勝で愛工大名電と対戦する組み合わせとなっている。


写真:星優真(東山)/撮影:ラリーズ編集部

他にも、全日本ジュニアベスト8の星優真を擁する東山(京都)や全日本で宇田幸矢(明治大)を破り、その名を知らしめた鈴木笙を擁する静岡学園(静岡)、九州の雄・希望が丘(福岡)などが虎視眈々と上位進出を狙う。


写真:鈴木笙(静岡学園)/撮影:ラリーズ編集部

女子学校対抗 見どころ


写真:大藤沙月(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

男子の愛工大名電に対して、女子では四天王寺が実績の上では頭ひとつ抜けている。1月の全日本ジュニアでも5選手がベスト8を占めた。先日のWTTにも出場し、世界の舞台でも戦う大藤沙月や横井咲桜を中心に6大会連続優勝を狙う。


写真:横井咲桜(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

対抗として挙げられるのが四国の強豪、明徳義塾(高知)だ。前回大会は準決勝で四天王寺に対してマッチカウント2-3とあと一歩のところまで迫った。全日本ジュニアベスト4の白山亜美を中心に打倒四天王寺を狙う。


写真:白山亜美(明徳義塾)/撮影:ラリーズ編集部

第2シードには前回準優勝の桜丘(愛知)が控え、他には遊学館(石川)や就実(岡山)などがシードとして、上位進出を目指す。

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