第1シードは関学大・葛西と神松蔭大・鶴岡 大学卓球の"開幕戦"がスタート<関西学生新人大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:静岡学園高校出身の葛西啓功(関西学院大)と愛み大瑞穂高校出身の鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 第1シードは関学大・葛西と神松蔭大・鶴岡 大学卓球の“開幕戦”がスタート<関西学生新人大会>

2022.04.08

文:ラリーズ編集部

<第64回関西学生新人大会 日程:4月9、15、16日 場所:横大路運動公園体育館、京都市体育館>

4月9、15、16日の日程で、第64回関西学生新人大会(以下、新人戦)が開催される。毎年数多くの新入生が大学卓球デビューを飾る同大会だが、各大学今年の新入生は例年以上に粒ぞろいとなっている。今回は、そんな新人戦の男女シングルスの見どころを紹介する。

男子シングルス見どころ

男子シングルスの第1シードには静岡学園高校出身の葛西啓功(関西学院大)が入った。


写真:静岡学園高校出身の葛西啓功(関西学院大)/撮影:ラリーズ編集部

昨夏のインターハイ男子団体3位入賞時の団体メンバーでもある葛西は、進学先として関西屈指の名門・関西学院大学を選んだ。昨年、一昨年の新人戦では、先輩である天野一樹(関西学院大)と吉田勝紀(関西学院大)が優勝を果たしており、3年連続での関西学院大の優勝となるか注目である。


写真:関西高校出身の田口義仁/撮影:ラリーズ編集部

第2シードには、岡山の名門・関西高校出身の田口義仁(同志社大)が入った。田口は昨夏のインターハイではダブルスでベスト16まで勝ち上がった実力者。同志社大学23年ぶりの新人戦男子シングルス優勝を果たせるか。


写真:刘唯一(大阪経済法科大)/撮影:ラリーズ編集部

また、2年生以上の選手では刘唯一(大阪経済法科大)や橋田訓平(同志社大)、神原龍二(関西大)らがシード入りを果たした。上級生の意地を見せての勝ち上がりに期待が集まる。

女子シングルス見どころ

女子シングルスの第1シードには愛み大瑞穂高校出身の鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)が入った。


写真:愛み大瑞穂高校出身の鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)/撮影:ラリーズ編集部

鶴岡は昨夏のインターハイでシングルスベスト32に輝き、女子団体ではノーシードからのベスト8進出を果たした。神戸松蔭女子学院大としては、2015年の吉田優海(愛媛銀行)以来となる、新人戦女子シングルス優勝の栄冠を掴み取れるか。


写真:龍谷大平安高校出身の大村風葉(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部

第2シードには、龍谷大平安高校出身の大村風葉(立命館大)が入った。同校女子卓球部創部初のインターハイランク入りを成し遂げた大村は、同じ京都の立命館大学に進学。宇土弘恵以来、15年ぶりの新人戦女子シングルス優勝を狙う。

また、新1年生以外では昨年の会長杯女子シングルスで優勝を果たした高木あかね(奈良女子大)が国公立大学の選手として唯一のシード入りを果たしている。

新入生も上級生も粒ぞろいの今年の関西大学卓球界。“開幕戦”はいよいよ明日からスタートする。

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