"全員がリーグ初出場"明治大、48回目のV 高山監督「普段の意識の高さがあったから」<春季関東学生卓球リーグ戦> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:明治大学男子のメンバー/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 “全員がリーグ初出場”明治大、48回目のV 高山監督「普段の意識の高さがあったから」<春季関東学生卓球リーグ戦>

2022.05.16

文:ラリーズ編集部

<令和4年度春季関東学生卓球リーグ戦 日程:2022年4月~6月(予定) 場所:所沢市民体育館、代々木第2体育館、他>

15日、令和4年度春季関東学生卓球リーグ戦男子1部の全試合が終了し、明治大学が2季ぶり48回目の優勝に輝いた。

試合後、明治大学卓球部監督の高山幸信監督が報道陣の取材に応じた。

高山監督コメント


写真:アドバイスを送る高山幸信監督(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

優勝した率直な感想は

14日中央大学に負けた時点で、ウチの自力での優勝はなかったんですけど、そうはいっても最終戦を勝って有終の美を飾りたいなと選手とも話をしてたんで。早稲田と中央の試合で優勝は決まったんで、もらった優勝ですけど優勝ということに変わりはないので、そこは率直に嬉しいです。

久しぶりの公式のリーグ戦だったが

今回ウチの選手は、全員がリーグ初出場なんですよね。こんな初出場の選手しかいないリーグ戦は僕も経験したことがないんですよね。コロナの2年間の空白の時間で、なかなか(選手が試合を)経験する場がなかったんですけど、フレッシュなチームで勝てたことはよかったと思います。

戸上・宇田がいない中で優勝できたことについて

もちろん、戸上と宇田がいればもっと内容が変わってきたんでしょうけど、普段の練習の取り組み方に関しては、戸上と宇田に負けないくらいの気持ちでやってくれている選手が今回は出ているんで。高校のときには実績がなくても、この大会で初出場で結果を残せたということは、そういった普段の意識の高さがあったからかなと思います。

実際に始まる前は、もちろん優勝を掲げてやってきましたけれども、全敗してもおかしくないんじゃないかというぐらいの危機感を持って、この春リーグには臨んできていたので、その辺はそういった危機感を臨んでやれていたのが良かったのかなとは思います。

優勝においてのキーポイントやキーマンについて


写真:宮川昌大(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

今回は宮川と松田、山本の3人ですかね。非常に苦しいところでも踏ん張って勝ってくれましたし、3人とも初出場で。


写真:松田歩真(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

もちろん、全員そうなんですけど、その中でも挙げるとしたらこの3人かなと。そうは言っても、他の選手もベンチを含めてサポートしてくれたなと、感謝しています。


写真:山本歩(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

今後に向けて

インカレに関しては昨年決勝で負けているので、今年は何としても日本一奪還を目指したいというのが一つの目標です。

秋リーグに関しては、またおそらく宇田と戸上は選考会等でいない可能性が高いので、このメンバーにプラスで新たに「自分が出るんだ」って意志を強く持った選手を僕は使おうと思っているので、そのメンバーで連覇を目指していきたいかなと思います。

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