連覇を狙う貝塚第二 四天王寺は王座奪還なるか<卓球・全中女子見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:竹谷美涼(貝塚第二中)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 連覇を狙う貝塚第二 四天王寺は王座奪還なるか<卓球・全中女子見どころ>

2022.08.19

文:ラリーズ編集部

<第53回全国中学校卓球大会 日時:8月19日~22日 場所:苫小牧市総合体育館>

19日から北海道の苫小牧市総合体育館で第53回全国中学校卓球大会が開催される。年代別ナショナルチームやJOCエリートアカデミー所属の猛者が集う、これまで以上にハイレベルな大会が幕を開ける。

全国中学校卓球大会とは?

「全中」と呼ばれる全国中学校卓球大会は、大学生の全日学・インカレ、高校生の高校総体(インターハイ)と並んで学生卓球の頂点を決める大会である。

試合は男女団体と男女シングルスの計4種目で行われる。団体は4シングルス1ダブルスを6人で戦う重複不可のシステムとなっている。出場選手は各ブロックの予選を通過した学校や選手に加え、開催地代表枠と、日本卓球協会の推薦枠が存在する。

女子団体見どころ

女子団体の注目は、昨年の優勝校である貝塚第二中だ。3月の全中選抜でも優勝を果たし、竹谷美涼と吉本はなのツインエースを擁する貝塚第二中は2連覇を目指す。


写真:青木咲智(四天王寺中)/撮影:ラリーズ編集部

その貝塚第二中に引けを取らないのが、同じ大阪の四天王寺中だ。四天王寺中は全日本カデット王者の青木咲智を筆頭に、高森愛央、植田杏ら強力な布陣で王座奪還を目指す。他にも全中選抜準優勝の山陽学園中や、全中常連校の武蔵野中や明徳義塾中、横浜隼人中らが女子団体の頂点を狙う。

女子個人見どころ

女子シングルスの注目は、やはり第1シードの竹谷美涼(貝塚第二中)だ。昨年は1年生ながら女子シングルスで3位入賞を果たしており、今大会でも優勝候補の呼び声も高い。


写真:面手凛(山陽学園中)/撮影:ラリーズ編集部

その他にも吉本はな、四天王寺中の青木咲智や高森愛央、全日本ホープス王者の香取悠珠子(星槎中)、小塩悠菜(星槎中)、全日本ジュニア3位の面手凛(山陽学園中)といった女子ジュニアナショナルチームに所属する実力者たちが優勝を目指してハイレベルな試合に臨む。

女子団体予選リーグ組み合わせ

Aグループ

山陽学園(岡山)
岩出(和歌山)
鶴岡三(山形)

Bグループ

松戸六(千葉)
名経大高蔵(愛知)
魚住(兵庫)

Cグループ

明豊(大分)
松徳学院(島根)
函館深堀(北海道)

Dグループ

明徳義塾(高知)
留萌(北海道)
和洋国府台(千葉)

Eグループ

武蔵野(東京)
宮床(宮城)
磐田一(静岡)

Fグループ

四天王寺(大阪)
桜の聖母(福島)
横浜隼人(神奈川)

Gグループ

益田(島根)
郡山二(福島)
日南学園(宮崎)

Hグループ

土佐女子(高知)
札幌大谷(北海道)
下妻東部(茨城)

Iグループ

中間東(福岡)
長森(岐阜)
若穂(長野)

Jグループ

平田(島根)
大間々(群馬)
苫小牧ウトナイ(北海道)

Kグループ

浜松修学舎(静岡)
三和(熊本)
日進(埼玉)

Lグループ

吉江(富山)
八代一(熊本)
今治日吉(愛媛)

Mグループ

貝塚二(大阪)
津幡(石川)
旭川永山南(北海道)

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