文:ラリーズ編集部
<第88回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部) 日程:10月20~23日 場所:YMITアリーナ(滋賀県)>
20日~23日の4日間に渡って、第88回全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(通称:全日学)が開催される。今大会には全国各地の予選を勝ち抜いた選手が参加し、男女シングルスと男女ダブルスの計4種目が行われる。
男子シングルス見どころ
男子シングルスでは、前年度優勝の戸上隼輔(明治大)が不参加となり、第1シードには横谷晟(愛知工業大)が入っている。横谷は昨年の同大会で1年生ながら3位入賞を果たしており、9日まで開催されていた世界選手権にも出場。まさに、今大会の優勝候補筆頭の選手だ。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
また、第2シードには同じ愛知工業大学の篠塚大登が入っている。今大会に参加する選手の中では最も高い世界ランキングを持っており(44位)、国内外の大会で十分な実績を持っている。
その他には、小野寺翔平(中央大)、田原彰悟(愛知工業大)、宮川昌大(明治大)らがシード選手として優勝を狙う。
女子シングルス見どころ
写真:黒野葵衣(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部
女子シングルスでは、前年度チャンピオンの黒野葵衣(早稲田大)が第1シードに入っている。黒野は2020年全日本学生選抜優勝で注目を集め、昨年の全日学では専修大学(当時)の木村香純(TOP名古屋)を下して優勝を飾った。今大会では2018年度の安藤みなみ(TOP名古屋)以来4年ぶりとなる連覇を狙う。
また、前年度3位の中田玲奈(筑波大)は第2シード、同じく3位の岡田琴菜(愛知工業大)は第4シードに入っており、共に初優勝を狙う。
男子ダブルス見どころ
写真:浅津碧利と小野寺翔平(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
男子ダブルスでは、第1シードに浅津碧利/小野寺翔平(中央大)ペアが入っている。4年生同士の浅津/小野寺ペアは前年度の全日学ではベスト8で敗ており、最後の全日学となる今大会で有終の美を飾ることはできるか。
その他には、第2シードに関東学生選手権王者の上村太陽/阿部悠人(専修大)ペア、第3シードに愛知工業大学のレギュラーダブルスとしてインカレでも活躍した田中佑汰/篠塚大登ペアが入っており、激しい優勝争いが予想される。
女子ダブルス見どころ
写真:黒野葵衣と中島彩希(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部
女子ダブルスでは前年度3位の黒野葵衣/中島彩希(早稲田大)ペアが第1シードに入っており、悲願の初優勝を狙う。また、同じく3位の岡田琴菜/大川真実(愛知工業大)ペアは第2シードに入っており、両ペアが順当に勝ち進めば、決勝戦で激突する。
その他には、里川菜優/杉田陽南(早稲田大)ペアが第3シード、髙橋沙希/小畑美菜(國學院大)ペアはシード全16ペア中唯一の2部リーグ所属校ペアとして第4シードに入っている。