男子はリコーが2度目のV 女子は中国電力ライシスが王座奪還<2023年度日本卓球リーグJTTLファイナル4> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:郡山北斗(リコー)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 男子はリコーが2度目のV 女子は中国電力ライシスが王座奪還<2023年度日本卓球リーグJTTLファイナル4>

2023.12.11

文:ラリーズ編集部

<2023年度日本卓球リーグプレーオフJTTLファイナル4 日時:2023年12月9日(土)~10日(日) 場所:岐阜メモリアルセンター(岐阜県)>

12月9日から10日にかけて、日本卓球リーグ主催のプレーオフであるJTTLファイナル4が岐阜県で開催された。

ファイナル4とは、2023年度前期日本卓球リーグ滋賀大会および後期日本卓球リーグ愛媛大会の2大会を通して、男女ともに総合1位から4位までのチームが出場し頂点を争うもので、日本リーグ所属の実業団チームが目指す大きなタイトルの1つとなっている。

男子はリコーが2度目のV

男子では前期優勝の協和キリン、後期優勝の日鉄物流ブレイザーズ、そしてリコーとシチズン時計の4チームが出場した。トーナメント初戦で日鉄物流ブレイザーズがシチズン時計に、リコーが協和キリンに勝利し、決勝はリコーと日鉄物流ブレイザーズの対決となった。


写真:田中佑汰(日鉄物流ブレイザーズ)/撮影:ラリーズ編集部

トップで田中佑汰(日鉄物流ブレイザーズ)が山本勝也(リコー)に3-1で勝利すると、2番で藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)が池田忠功(リコー)との接戦を制し、日鉄物流ブレイザーズが優勝に王手をかける。しかし、ダブルスで郡山北斗/小野寺翔平(リコー)ペアが藤村/髙見真己(日鉄物流ブレイザーズ)ペアに勝利すると流れはリコーに。


写真:郡山北斗/小野寺翔平(リコー)/撮影:ラリーズ編集部

4番で小野寺が髙見に3-1で勝利して勝負はラストに託される。郡山と定松祐輔(日鉄物流ブレイザーズ)との試合は、競り合いながらも郡山が一歩リードする形で勝利を挙げ、リコーの優勝が決まった。リコーの優勝は2018年大会以来2度目となる。

女子は中国電力ライシスが優勝

女子では前期優勝のデンソー、後期優勝の中国電力ライシスに加え、レゾナックとサンリツの4チームが出場。中国電力ライシスはレゾナックに勝利、デンソーはサンリツに勝利して決勝に進出した。


写真:井絢乃(中国電力ライシス)/撮影:ラリーズ編集部

トップでは井絢乃(中国電力ライシス)と野村萌(デンソー)が対戦。野村が2ゲームを先取するが井が逆転で3ゲームを連続で取り白星を挙げる。続く2番で中森帆南(中国電力ライシス)と赤江夏星(デンソー)が対戦し、中森が勝利。中国電力ライシスが優勝に王手をかけた。


写真:赤江夏星(デンソー)/撮影:ラリーズ編集部

ダブルスでは井/成本綾海(中国電力ライシス)ペアと、赤江/菅澤柚花里(デンソー)ペアが対戦。互いに1ゲームずつ奪い合い、迎えた最終ゲームでは中盤まで互いに譲らぬ攻防を繰り広げるが、最後は井/成本ペアが11-9で取り、中国電力ライシスが2021年大会以来の3度目の優勝を飾った。

男女団体の決勝の詳細と成績は、以下の通り。

男子団体決勝

〇リコー 3-2 日鉄物流ブレイザーズ

山本勝也 1-3 田中佑汰〇
池田忠功 2-3 藤村友也〇
〇郡山北斗/小野寺翔平 2-0 藤村友也/髙見真己
〇小野寺翔平 3-1 髙見真己
〇郡山北斗 3-0 定松祐輔

女子団体決勝

〇中国電力ライシス 3-0 デンソー

〇井絢乃 3-2 野村萌
〇中森帆南 3-0 赤江夏星
〇成本綾海/井絢乃 2-1 菅澤柚花里/赤江夏星
成本綾海 – 菅澤柚花里
枝廣瞳 – 小畑美月

男子団体成績

優勝 リコー
準優勝 日鉄物流ブレイザーズ
第3位 協和キリン、シチズン時計

女子団体成績

優勝 中国電力ライシス
準優勝 デンソー
第3位 レゾナック、サンリツ

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