戸上隼輔「メダルを持って帰ってきたい」 準優勝で団体代表権を獲得<卓球・アジア競技大会選考会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 戸上隼輔「メダルを持って帰ってきたい」 準優勝で団体代表権を獲得<卓球・アジア競技大会選考会>

2022.04.11

文:ラリーズ編集部

<卓球・第19回アジア競技大会卓球競技代表候補選手選考会 日時:4月9~10日 場所:赤羽体育館>

10日、第19回アジア競技大会卓球競技代表候補選手選考会は2日目を迎え、戸上隼輔(明治大)は決勝戦で吉村真晴(愛知ダイハツ)に敗れるも準優勝を飾った。

試合後、戸上が報道陣の質問に答えた。

戸上隼輔コメント

2日間の試合を終えて

自分の中では悔しい試合。最後勝ちきれなかったのは今の自分の実力だと思ってますし、それを受け止めてまた一から頑張ろうと思います。

アジア競技大会代表権獲得について

最低限の目標は達成できたのかなと思ってるんですけど、シングルスに出場することが目標だったので、出れないことがショックです。もう一回やり直そうかなと思います。

修正点について

決勝で吉村選手と試合している中で、台上技術が浮き彫りになってしまったかなと思っていて、他にもサーブレシーブとかラリーに行くまでの戦術の部分が、差があったなと感じています。

アジア大会の印象について

五輪と同じくらい大事な試合だと思ってますし、アジアは卓球においてはとても強い地域なので、そこでいろいろと経験することが自分の自信につながりますし、五輪に向けても大事な通過点かなと思います。

本番への意気込み

シングルスは逃してしまったんですけど、団体戦の出場権を得られたので、メダルを持って帰ってきたいなと思います。

最終ゲームで勝ちきれなかった理由

最後は自分の中で集中力が切れてしまったなというのを感じていて、そこから簡単なミスが増えていったので最後まで乗り切る力がまだまだ足りなかったなと感じています。

野球で佐々木朗希選手が完全試合、同世代の活躍について

他の競技で同世代の方々が成績を残していると、自分の中でまだまだやれるぞという向上心につながる事なので、僕も(他人を)感化させられるような選手になっていきたいと思います。

戸上隼輔インタビュー(2020年1月公開)


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

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