文:ラリーズ編集部
<令和5年度関東学生卓球選手権 日時:6月14日~16日 場所:所沢市民体育館>
16日、令和5年度関東学生卓球選手権が最終日を迎え、女子シングルス決勝が行われた。1年生の青井さくら(筑波大・明徳義塾高出身)が優勝を飾った。
青井さくらがV
女子シングルス決勝では、今大会第1シードの枝廣愛(中央大)を下し、準決勝では小林りんご(青山学院大)との1年生対決を制した青井、準決勝で出澤杏佳(専修大)に勝利した4年生の工藤夢(中央大)の対戦となった。
写真:工藤夢(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
序盤ではミスの少ない両ハンドを見せ、ラリー戦で強さを見せた工藤が2ゲームを連取。しかしここからバックハンドでチャンスを作り、フォアハンドで得点を奪った青井が2ゲームを取り返す。
写真:青井さくら(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
接戦となった第5ゲームを勝ち切り、第6ゲームでは序盤からリードを広げた青井が逆転で勝利。ゲームカウント4-2で優勝を決めた。青井は関東学生新人戦でも優勝を飾っており、関東学生のシングルスではいまだ無敗を貫いている。
女子シングルスのランキング、優勝した青井のコメントは以下の通り。
女子シングルス決勝
○青井さくら(筑波大)4-2 工藤夢(中央大)
青井さくらコメント
優勝した気持ちは?
嬉しいです。目標は優勝でしたが、優勝ばかり考えていても、8決定で(前回優勝の)枝廣(愛・中央大)さんがいたり、決勝までに強い選手がたくさんいたので、とにかく目の前の試合に集中していました。
リードしたら勝ち急ぎたくなりますが、そこで集中力を切らしてしまうともったいないので、とにかく次の1本次の1本を考えることを意識してやっていました。
勝因は?
がむしゃらに打っていても取られてしまうし、少しの工夫で(勝敗が)変わると感じたので、少し(コースを)わかりにくくなどやりにくさを意識しました。
7ゲームの試合は体力的にもキツくなりますが、競った場面こそ集中力を切らさないように意識しました。
新人戦、春リーグ、関東学生と大学卓球を経験してみて感じたことは?
高校生と違って、大学生の方がサービス・レシーブなど細かいことが上手く感じました。
高校時代は、ラリーの展開が多かったのですが、大学になるとラリーの前のサービス・3球目、レシーブが上手い人が多くて、高校よりも頭を使ってやらないといけないと思いました。
今後に向けて
インカレでは大学に入って初めて全国の大学生と試合するので、どこまで行けるかわかりませんが、優勝を目指して戦えば結果はその分ついてくると思って戦います。
女子シングルス結果
優勝:青井さくら(筑波大)
写真:青井さくら(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
準優勝:工藤夢(中央大)
写真:工藤夢(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
3位:小林りんご(青山学院大)
写真:小林りんご(青山学院大)/撮影:ラリーズ編集部
3位:出澤杏佳(専修大)
写真:出澤杏佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト8:伊藤希望(日本大)
写真:伊藤希望(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト8:川本茉乃花(日本体育大)
写真:川本茉乃花(日本体育大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト8:杉田陽南(早稲田大)
写真:杉田陽南(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト8:藤田奈子(中央大)
写真:藤田奈子(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:枝廣愛(中央大)
写真:枝廣愛(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:立川朋佳(専修大)
写真:立川朋佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:上澤茉央(筑波大)
写真:上澤茉央(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:武山華子(中央大)
写真:武山華子(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:香取位圭(中央大)
写真:香取位圭(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:仲本七虹(専修大)
写真:仲本七虹(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト16:横田心(日本体育大)
ベスト16:川北帆香(中央大)
写真:川北帆香(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
女子ダブルス結果
1位 稲吉美沙/大槻琴音ペア(日本体育大)
写真:稲吉美沙/大槻琴音ペア(日本体育大)/撮影:ラリーズ編集部
2位 川北帆香/髙橋あかり(中央大)ペア
写真:川北帆香/髙橋あかり(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
3位 枝廣愛/工藤夢ペア(中央大)
写真:工藤夢/枝廣愛ペア(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
3位 出澤杏佳/甲斐萌夏ペア(専修大)
写真:出澤杏佳/甲斐萌夏ペア(専修大)/撮影:ラリーズ編集部