文:ラリーズ編集部
<第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部) 日程:10月26日~10月28日 場所:石川・いしかわ総合スポーツセンター>
10月26日より行われる第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)、通称全日学のシード選手が9月24日発表された。今回は男子シングルス、ダブルスのシードを紹介する。
第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)とは
全日学とは、各地域ごとの予選を通過した選手のみが参加できる大学生の全国大会だ。毎年6月頃に行われる第89回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)、通称インカレと並ぶ大学生が重視する全国大会となっている。
昨年は、男子シングルスで田中佑汰(当時・愛知工業大)、女子シングルスで黒野葵衣(当時・早稲田大)、男子ダブルスで岩永宜久(当時・早稲田大)/濵田一輝(早稲田大)、女子ダブルスで谷渡亜美/信田ことみ(愛知工業大)が優勝を果たしている。
第1シードは横谷晟(愛知工業大)
図:第1シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部
男子シングルスの第1シードには横谷晟(愛知工業大)が入った。昨年は優勝した田中佑汰との同士討ちに準決勝で敗れたものの、力強い両ハンドドライブでベスト4まで勝ち上がった。今大会で悲願の初優勝となるか。
写真:横谷晟(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
横谷のブロックには、三浦裕大(筑波大)、徳田幹太(早稲田大)、山本歩(明治大)、宮本大輝(専修大)ら関東の各大学で中心として活躍する選手が入っており、第1シードを崩しての上位進出を虎視眈々と狙う。
写真:三浦裕大(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
第4シードは濵田一輝(早稲田大)
図:第4シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部
第4シードには濵田一輝(早稲田大)が入った。1年生だった昨年は優勝した田中に準々決勝で敗れたがベスト8に入っており、2年目となる今回は表彰台の頂点を目指す。
写真:濵田一輝(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部
しかしこのブロックには、濵田と同期の岡野俊介(朝日大)や関東学生リーグ優勝に貢献した小林広夢(日本大)、インハイ3冠王の鈴木颯(愛知工業大)と“愛工大名電OB”がシード選手として名を連ねている。実力者揃いのブロックを勝ち上がるのは誰なのか。
写真:小林広夢(日本大学)/撮影:ラリーズ編集部
第3シードは谷垣佑真(愛知工業大)
図:第3シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部
第3シードに入ったのは、第4シードの濵田と愛工大名電時代の同級生で、インターハイ3冠王の実績を持つ谷垣佑真(愛知工業大)だ。インカレでは単複2点起用で愛知工業大の日本一に貢献した谷垣。個人戦でも日本一を目指す。
写真:谷垣佑真(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
インカレで愛知工業大の横谷を下した伊藤礼博(日本大)、明治大で4年間単複フル回転してきた宮川昌大(明治大)、専修大で単複2点起用されている野田颯太(専修大)ら力ある選手が揃っており、どの選手が抜け出すのか注目だ。
写真:宮川昌大(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部
第2シードは松田歩真(明治大)
図:第2シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部
第2シードには昨年ベスト4まで一気に駆け上がった松田歩真(明治大)が入った。秋リーグでは7戦7勝と明治大の中心選手となった松田が、全日学王者を狙う。
写真:松田歩真(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
もちろんこのブロックにも、全日本ランカーの加山裕(日本大)、愛知工業大の主将・中村光人(愛知工業大)、専修大のエース・阿部悠人(専修大)、中央大のルーキー・道廣晴貴(中央大)と注目選手が目白押しだ。
男子ダブルス第1シードは日本大ペア
図:男子ダブルスのシードペア/作成:ラリーズ編集部
男子ダブルスでもシードとなる16ペアが発表された。
第1シードは昨年2位の小林広夢/伊藤礼博(日本大)ペアだ。秋リーグでも起用され3戦3勝と、ペアリングにも磨きがかかった今年、初優勝となるか。
写真:小林広夢/伊藤礼博(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
木村飛翔/白山遼(駒澤大)のカットマンペアや、昨年優勝の濵田一輝擁する濵田/徳田ペア(早稲田大)、横谷晟/谷垣佑真(愛知工業大)ら強力ペアもシードに名を連ねた。
写真:木村飛翔/白山遼(駒澤大)/撮影:ラリーズ編集部
第2シードは藤木大輔/中田裕太(関西学院大)、第4シードは天野一樹/三浦竜磨(関西学院大)と関西勢が外シードに入っており、活躍にも注目だ。
写真:藤木大輔/中田裕太(関西学院大学)/撮影:ラリーズ編集部