文:ラリーズ編集部
<第59回全国卓球選手権大会 一般の部 日程:2月24日~2月25日 場所:高崎アリーナ>
24日、第59回全国卓球選手権大会 一般の部の団体戦が行われた。2連覇中の第1シード・TOMOクラブ(東京)が、激戦を潜り抜け、見事3連覇を達成した。
全国卓球選手権大会 一般の部とは
新日本スポーツ連盟全国卓球協議会主催の全国大会で、各都道府県予選通過チームおよび選手に加えて、第58回全国卓球選手権大会(岡山県・ジップアリーナ岡山)において一般団体戦で男女ともベスト4のチーム、個人戦男女ベスト8以上の選手が推薦され出場している。
男女一般団体戦は1ダブルス3シングルス+ビクトリーマッチ形式で行われ、メンバー登録は4~8名とし、試合は4~6名で戦われる。
TOMOクラブが3連覇
群馬県・高崎アリーナにて、サブアリーナも合わせて合計60台を使用して実施された大規模な大会となった第59回全国卓球選手権大会。
写真:第59回全国卓球選手権大会/撮影:ラリーズ編集部
2連覇中のTOMOクラブは、青木沙也花、秋田佳奈子、鈴木円花、美濃口千夏らクラブ選手権優勝の実績を持つ横浜隼人OGメンバーを中心に構成されたチームだ。
写真:鈴木円花(TOMOクラブ)/撮影:ラリーズ編集部
第1シードとして臨むも、組み合わせはトーナメントの下に実業団・デンソーで活躍した中畑夏海を擁する山陽女子OGチームのWACCHA(岡山)や、森田彩音、山本笙子、伊藤佑里子、吉良あすか、中澤紬らを擁する中央大学OGチームのSouth Flat(東京)などが入る激戦区となった。
写真:森田彩音(South Flat)/撮影:ラリーズ編集部
しかし、各試合で持ち前の粘りを発揮し、準々決勝でSouth Flatに3-1で勝利、準決勝では前回ベスト4のクラブRUNAを3-0で下すと、決勝では冠雲クラブと競り合いをものにし、3-1勝ちで優勝を飾った。
ベスト4に入ったTOMOクラブ(東京)、冠雲クラブ(東京)、クラブRUNA(東京)、RRC(群馬)には、2月15日、16日で宮崎県都城市で行われる第60回全国卓球選手権大会 一般の部への推薦権が与えられた。
女子団体詳細結果
決勝 TOMOクラブ 3-1 冠雲クラブ
青木/鈴木 2-0 尹/金田
秋田 1-3 趙(雯)
美濃口 3-2 趙(甜)
鈴木 3-1 金田
準決勝①TOMOクラブ 3-0 クラブRUNA
青木/鈴木 2-0 北岡/岩渕
秋田 3-0 長澤
美濃口 3-0 西村
青木 – 荒井
準決勝②冠雲クラブ 3-0 RRC
尹/金田 2-0 星野/上田(春)
趙(雯) 3-1 大塚
趙(甜) 3-1 上田愛
金田 – 上田春
準々決勝①TOMOクラブ 3-1 South Flat
写真:試合後は両チームで記念撮影も/撮影:ラリーズ編集部
青木/鈴木 1-2 伊藤/中澤
秋田 3-1 森田
美濃口 3-1 山本
鈴木 2-3 伊藤
準々決勝②荻体クラブ 2-3 クラブRUNA
藤森/福永 2-0 荒井/西村
若杉 2-3 北岡
村田 3-1 長澤
福永 0-3 西村
若杉 0-1 北岡
準々決勝③ヤウンクルクラブ 1-3 冠雲クラブ
木村/須藤 2-0 尹/金田
武岡 0-3 趙(雯)
佐藤 2-3 趙(甜)
木村 2-3 金田
準々決勝④サンスポーツ 2-3 RRC
渡辺/高野 2-0 星野/上田春
田尻 3-2 大塚
手澤 1-3 上田愛
渡辺 2-3 上田春
高野 0-1 上田愛
女子団体表彰
1位 TOMOクラブ(東京)
写真:TOMOクラブ(東京)/撮影:ラリーズ編集部
2位 冠雲クラブ(東京)
写真:冠雲クラブ(東京)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト4 クラブRUNA(東京)
写真:クラブRUNA(東京)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト4 RRC(群馬)
写真:RRC(群馬)/撮影:ラリーズ編集部