写真:優勝した京都大学のメンバー/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
大会報道 旧帝大の文武両道プレーヤーが集う“七大戦” 京都大・松井智毅が3冠達成<第63回全国七大学総合体育大会卓球競技の部>
2024.09.20
文:ラリーズ編集部
<第63回全国七大学総合体育大会卓球競技の部 日程:9月14日~18日 会場:天白スポーツセンター(愛知県)>
9月14日~18日、第63回全国七大学総合体育大会(以下、七大戦)卓球競技の部が、愛知県名古屋市の天白スポーツセンターで行われた。
七大戦とは?
全国七大学総合体育大会、通称「七大戦」とは、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の旧帝国大学七つの大学間で行われる体育大会。主管は各大学の持ち回りで、各大学の体育会が中心となって運営を行う。参加人数は8,000を超え、学生が主体となって行われるものとしては日本最大級の大会となっている。40を超える競技種目ごとに順位をつけ、総合得点で競い合う。
卓球競技では団体戦がその順位対象となっており、男子は6単1複、女子は4単1複、すべて5ゲームズマッチで行われる。また、全体順位には関係ないものの、個人戦として男女シングルス・ダブルスも行われ、個人戦には各大学の大学院生やOB・OGの出場も認められている。
京都大学、九州大学が男女団体優勝
男子団体では、春季関西学生リーグで2部に昇格し、全国公でも3位入賞を果たすなど勢いに乗っている京都大学と、全九州学生秋季選手権で2部リーグ優勝を果たした九州大学が5勝1敗で並んだ。両校は得失マッチ数でも並んだが、直接対決で勝利していた京都大学が優勝を決め、七大戦が再開された61回大会からの連覇を3に伸ばした。
また、女子団体では、全九州学生秋季選手権で1部リーグ昇格を決めたた九州大学が全勝優勝を果たした。
写真:七大戦出場者たち/撮影:ラリーズ編集部
京都大・松井智毅が3冠
男子シングルスでは松井智毅(京都大学)、女子シングルスでは黒川春香(九州大学)、男子ダブルスでは太田裕/松井智毅(京都大学)ペア、女子ダブルスでは遠藤まこと(東北大学)/山嵜綾花(名古屋大学)ペアがそれぞれ優勝を果たした。
松井智毅(京都大学)は団体、シングルス、ダブルス全種目で優勝し、3冠を達成した。
2024年七大戦男子団体結果
1位:京都大学 5勝1敗
写真:京都大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
2位:九州大学 5勝1敗
写真:九州大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
3位:東京大学 4勝2敗
写真:東京大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
4位:大阪大学 3勝3敗
5位:名古屋大学 2勝4敗
6位:東北大学 1勝5敗
7位:北海道大学 1勝5敗
2024年七大戦女子団体結果
1位:九州大学 6勝0敗
写真:九州大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
2位:名古屋大学 4勝2敗
写真:名古屋大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
3位:東京大学 4勝2敗
写真:東京大学/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
4位:大阪大学 4勝2敗
5位:北海道大学 2勝4敗
6位:東北大学 1勝5敗
7位:京都大学 0勝6敗
2024年七大戦男子シングルス結果
写真:男子シングルス上位入賞者/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
優勝:松井智毅(京都大学)
準優勝:鈴木大介(北海道大学)
3位:安達史陽(東京大学)
3位:川村壮太(東北大学)
2024年七大戦女子シングルス結果
写真:女子シングルス上位入賞者/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
優勝:黒川春香(九州大学)
準優勝:渋谷亜矢子(九州大学)
3位:松本ゆりあ(大阪大学)
3位:亀地希代美(名古屋大学)
2024年七大戦男子ダブルス結果
写真:男子ダブルス上位入賞者/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
優勝:太田裕/松井智毅(京都大学)
準優勝:山崎慶太/西田有翔(大阪大学)
3位:松島一史/矢田幹太郎(九州大学)
3位:竹中秀斗/本田夏惟(名古屋大学)
2024年七大戦女子ダブルス結果
写真:女子ダブルス上位入賞者/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
優勝:遠藤まこと(東北大学)/山嵜綾花(名古屋大学)
準優勝:渋谷亜矢子/黒川春香(九州大学)
3位:亀地希代美/平泉心那(名古屋大学)
3位:神谷桜子/梅田依茉(東京大学)
2024年七大戦男子個人賞
敢闘賞:松井智毅(京都大学)
※団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:松井智毅(京都大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
新人賞:鈴木大介(北海道大学)
※令和6年度入学で団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:鈴木大介(北海道大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
殊勲賞:橋本泰知(京都大学)
※個人戦の活躍がめざましく、団体戦には出場していない1名に送られる
写真:橋本泰知(京都大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
ゼッケン大賞:福田哲郎・大石泰輝(北海道大学)
※会場の目をくぎづけにするようなゼッケンもしくはコスチューム、パフォーマンスをした選手に送られる
写真:福田哲郎・大石泰輝(北海道大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
2024年七大戦女子個人賞
敢闘賞:黒川春香(九州大学)
※団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:黒川春香(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学
新人賞:亀地希代美(名古屋大学)
※令和6年度入学で団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:亀地希代美(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管名古屋大学