＜第40回近畿高等学校新人卓球大会兼第53回全国高等学校選抜卓球大会（近畿地区予選会）　12月20～22日　場所：グリーンアリーナ神戸（兵庫県神戸市）＞

12月20～22日にかけて、兵庫県神戸市のグリーンアリーナ神戸にて第40回近畿高等学校新人卓球大会兼第53回全国高等学校選抜卓球大会が開催されている。大会最終日となる22日には、男女学校対抗準々決勝から決勝戦が行われた。

上宮が7年ぶりのV

写真：日野楓斗（上宮）/撮影：ラリーズ編集部

男子学校対抗決勝戦では、昨年王者の育英（兵庫）と上宮（大阪）が対戦。

1番は育英の西面睦輝（育英）、2番は上宮の日野楓斗（上宮）がストレートで勝利し、マッチカウント1-1で3番ダブルスへ。ダブルスでは、西面睦輝/松島翔空（育英）ペアが2ゲームを先取されてからフルゲームまで持ち込むも、最後は服部圭吾/松永悠（上宮）ペアが取り切り、上宮が奪取。しかし、続く4番シングルスは再び育英が取り返して、勝負の結果は5番に委ねられた。

写真：松島翔空（育英）/撮影：ラリーズ編集部

ラストの5番シングルスは松島と松永がダブルスに続き対戦。フルゲームまでもつれる接戦となり、先に松永がマッチポイントを握るも、松島が執念を見せてデュースに追いつく。そして、10-10から松島が1点を奪い、勝負は決まったかと思われたが、ここで松永が意地を見せて1点を取り返すと、そこから2連続ポイントで逆転し、13-11で勝利。

松永がダブルスとシングルスで2勝の活躍を収め、上宮が2018年大会以来7年ぶりの優勝を果たした。

男子団学校対抗決勝

育英（兵庫）2-3 上宮（大阪）〇

〇西面睦輝 3-0 柳本宗祐
11-5 / 11-6 / 11-6

松友悠斗 0-3 日野楓斗〇
10-12 / 6-11 / 7-11

西面睦輝/松島翔空 2-3 服部圭吾/松永悠〇
8-11 / 4-11 / 11-8 / 11-8 / 8-11

〇南部一騎 3-0 服部圭吾
11-4 / 11-6 / 11-6

松島翔空 2-3 松永悠〇
7-11 / 11-7 / 11-5 / 9-11 / 11-13