男子は愛工大名電が優勝独占 張本美和は準V<卓球・全日本カデット> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
男子は愛工大名電が優勝独占  張本美和は準V<卓球・全日本カデット>

写真:大久保ひかり(札幌大谷中・JCチャイニーズタイペイOP時)/提供:ittfworld

大会報道 男子は愛工大名電が優勝独占 張本美和は準V<卓球・全日本カデット>

2019.11.11

文:ラリーズ編集部

<2019年全日本卓球選手権大会(カデットの部)2019年11月8日~11月10日 維新大晃アリーナ(山口県)>

10日、14歳以下の日本一を決める全日本卓球選手権大会カデットの部が終了し、男子は愛工大名電中が全3種目優勝の完全制覇を果たした。注目の11歳、張本美和(木下グループ)は13歳以下シングルスで2年連続の準優勝となった。

男子で全日本ホカバ5連覇とカデット13歳以下優勝を達成していた12歳・松島輝空(木下グループ)は14歳以下シングルスとダブルスにエントリーしたが棄権となった。

>>松島輝空、張本智和に続く6連覇<卓球・全日本ホカバ男子>

全日本カデット、各種目の結果

男子は中村煌和/菅沼翔太(愛工大名電中・愛知)が芝/岩井田ペア(野田学園中)を決勝で下した。中村はペアを替えての2連覇となった。女子は、首藤/小塩ペア(石田卓球クラブ・福岡)が篠原/上澤ペア(貝塚第二・大阪)を3-0で下し初優勝を果たした。

松島の棄権により混戦が予想された男子シングルスでは、14歳以下ではダブルス決勝と同じ顔合わせで再び中村が芝を下し単複2冠を達成。13歳以下では坂井雄飛(愛工大名電中)が優勝し男子種目では愛工大名電勢が優勝を独占した。

女子シングルスでは昨年の全日本カデット13歳以下でベスト4だった大久保ひかり(札幌大谷中)、篠原夢空(貝塚第二)が、それぞれ14歳以下と13歳以下で優勝を果たした。2年連続で13歳以下決勝に進んだ張本は、ゲームカウント2-0から篠原に敗れ準優勝となった。

2019年全日本卓球選手権大会(カデットの部)決勝スコア

シングルス
<男子14歳以下>
優勝:中村煌和(愛工大名電中)
準優勝:芝拓人(野田学園中)

<男子13歳以下>
優勝:坂井雄飛(愛工大名電中)
準優勝:薜大斗(河北台中)

<女子14歳以下>
優勝:大久保ひかり(札幌大谷中)
準優勝:由本楓羽(貝塚第二)

<女子13歳以下>
優勝:篠原夢空(貝塚第二)
準優勝:張本美和(木下グループ)

ダブルス
<男子>
優勝:中村煌和/菅沼翔太(愛工大名電中)
準優勝:芝拓人/岩井田雄斗(野田学園中)

<女子>
優勝:首藤成美/小塩悠菜(石田卓球クラブ)
準優勝:篠原夢空/上澤杏音(貝塚第二)