戸上隼輔、吉村真晴が悔しい初戦敗退<卓球・WTTチャンピオンズマカオ2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:WTT

大会報道 戸上隼輔、吉村真晴が悔しい初戦敗退<卓球・WTTチャンピオンズマカオ2024>

2024.09.10

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTチャンピオンズマカオ2024 日程:2024年9月9~15日 場所:マカオ(中国)>

9日、WTTチャンピオンズマカオ2024が中国のマカオにて開幕した。今大会は男女シングルスの2種目が行われ、世界トップレベルの選手が多く参戦する。

戸上隼輔、吉村真晴が初戦敗退

戸上隼輔(井村屋グループ)は初戦でパリ五輪で銀メダルを獲得したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と対戦。試合は第1ゲームは戸上のペースで進み11-5でゲームを奪う。しかし、第2ゲームでは互いに譲らぬ競り合いとなるが、終盤で抜け出したモーレゴードが11-8でゲームを奪取。ゲームカウント1-1となる。

続く第3ゲームからはモーレゴードのペースで試合が進み、そのままゲームを奪取。第4ゲームでもモーレゴードのペースで試合は進み、戸上が流れを掴めずゲームを落とし、ゲームカウント1-3で敗れた。


写真:吉村真晴(株式会社SCOグループ)/提供:WTT

一方、吉村真晴(株式会社SCOグループ)は1回戦で、今年のサウジスマッシュで樊振東(ファンジェンドン・中国)を破ったパトリック・フランチスカ(ドイツ)と対戦した。

試合は第1ゲームでは序盤こそ競り合いとなるも中盤でフランチスカが抜け出し、吉村はそのまま11-7でゲームを奪われる。第2ゲームではフランチスカに8-10で先にゲームポイントを取られるが、吉村もなんとか追いつく。しかし、吉村は惜しくも届かず10-12でゲームを奪われる。第3ゲームもも吉村はフランチスカにゲームを奪われ、ゲームカウント0-3で敗れた。

また、今大会で「ワイルドカード枠」で出場の元中国代表、朱雨玲(ジュユリン・中国)が4年ぶりの国際大会に登場した。初戦で、ナタリア・バヨル(ポーランド)と対戦した。ブランクを感じさせないプレーでゲームカウント3-0で勝利した。

9日 男子シングルス1回戦

ニコラス・ラム(オーストラリア)0-3 リアム・ピッチフォード(イングランド)〇

戸上隼輔(井村屋グループ)1-3 トルルス・モーレゴード(スウェーデン)〇

ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)1-3 趙大成(チョデソン・韓国)〇

安宰賢(アンジェヒョン・韓国)2-3 高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)〇

リー・エドワード(カナダ)0-3 梁靖崑(リャンジンクン・中国)〇

オマー・アサール(エジプト)0-3 林高遠(リンガオユエン・中国)〇

吉村真晴(株式会社SCOグループ)0-3 パトリック・フランチスカ(ドイツ)〇

9日 女子シングルス1回戦

〇鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)3-1 簡彤娟(チエン・トゥンチュアン・チャイニーズタイペイ)

徐孝元(ソヒョウォン・韓国)0-3 朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)〇

〇パラナン・オラワン(タイ)3-2 杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港

シャオ・ジエニー(ポルトガル)1-3 金娜英(キムナヨン・韓国)〇

ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)1-3 王曼昱(ワンマンユ・中国)〇

ナタリア・バヨル(ポーランド)0-3 朱雨玲(ジュユリン・マカオ)〇

〇孫穎莎(スンイーシャ・中国)3-0 田志希(チョンジヒ・韓国)

10日日本選手試合予定

男子シングルス1回戦

張本智和(智和企画)- 松島輝空(木下グループ)

女子シングルス1回戦

伊藤美誠(スターツ)- エリザベータ・サマラ(ルーマニア)

平野美宇(木下グループ)- 陳幸同(チェンシントン・中国)