【卓球】張本智和、伊藤美誠アベック優勝なるか ともに中国勢と決戦<香港OP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ・左)、伊藤美誠(同7位・スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【卓球】張本智和、伊藤美誠アベック優勝なるか ともに中国勢と決戦<香港OP>

2019.06.09

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・香港オープン 2019年6月4日~6月9日>

8日の香港OPは、男女シングルスの準決勝までが行われ、日本勢では男子シングルスで張本智和(6月世界ランキング4位・木下グループ)が、女子シングルスでは伊藤美誠(同7位・スターツ)がともに決勝進出を決めた。

男子シングルスは、準々決勝で張本智和と水谷隼(同14位・木下グループ)の日本人対決が実現。この対決を張本智和が4-1で制すると、張本は続く準決勝で中国の周雨(同61位)を4-1で撃破。9日の決勝進出を決めた。

女子シングルスは準々決勝を突破した平野美宇(同9位・日本生命)と伊藤美誠が準決勝で対戦した。序盤2ゲームがデュースにもつれるが、ともに伊藤が競り勝ち、その勢いのまま伊藤が4-2で勝利。決勝進出を決めた。準々決勝に進出していた芝田沙季(同13位・ミキハウス)は中国の王藝迪(同46位・中国)に2-4で惜しくも敗れた。

9日 決勝のカードは

男子シングルス決勝、張本の相手は世界ランク2位、中国の林高遠だ。昨年末、張本が優勝したグランドファイナル決勝の再現となった。張本にとって今年初のタイトルへ期待がかかる。

女子シングルス決勝は、伊藤美誠と王藝迪のカードとなった。両選手は1週間前の中国OPでも対戦し、そのときは伊藤が4-3で勝利。伊藤にとって昨年のスウェーデンOP以来の優勝へ、最後の壁は中国だ。

また、男子ダブルス決勝は梁靖崑(同7位・中国)/林高遠ペアと張禹珍(同10位・韓国)/林鐘勲 (同21位・韓国)ペア、女子ダブルス決勝は陳可(同143位・中国)/木子(同240位・中国)ペアと田志希(同17位・韓国)/劉恩寵(同158位・韓国)ペアというカードに。男女ダブルスはともに中韓対決となった。

9日はいよいよ香港OPの最終日、日中韓の精鋭によるタイトル争いに注目だ。

香港OP 5日目 日本男子選手の結果

<男子シングルス準々決勝>
○張本智和 4-1 水谷隼
13-11/10-12/11-4/11-7/11-9

<男子シングルス準決勝>
○張本智和 4-1 周雨(中国)
11-8/5-11/11-9/11-5/11-8

香港OP 5日目 日本女子選手の結果

<女子シングルス準々決勝>
○平野美宇 4-1 馮天薇(シンガポール)
11-9/11-8/12-10/9-11/11-9

芝田沙季 2-4 ○王藝迪(中国)
6-11/13-15/11-5/12-10/4-11/7-11

○伊藤美誠 4-1 ポルカノバ(オーストリア)
11-8/9-11/12-10/14-12/13-11

<女子シングルス準決勝>
○伊藤美誠 4-2 平野美宇
18-16/12-10/11-6/9-11/6-11/11-7