文:ラリーズ編集部
<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>
13日、ジャパンオープン2日目、女子シングルス予選3回戦が行われた。早田ひな(6月世界ランキング35位・日本生命)は、曾尖(同64位・シンガポール)と決勝トーナメント進出をかけ対戦し、ゲームカウント4-1で快勝した。
2ゲーム目こそ落としたものの、巻き込みサーブから早い打点のバックハンドドライブや、威力ある強烈なフォアドライブで得点を積み重ねる。5ゲーム目の8-10相手リードの場面では、鋭いフォアカウンターで会場を沸かせ、そのまま逆転で第5ゲームを奪い勝利した。その結果、早田は明日14日より行われる決勝トーナメントへと駒を進めた。
試合後の早田ひなコメント
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
試合後、早田は「(曾尖と)以前対戦したのが一年前だったので、最初様子見の部分もあり上手く自分のいつも通りのプレーが出せない感じがあった。相手も私に打たれないように戦術を変えてきた中で、5ゲーム目6-10から開き直って自分らしいプレーができたというのは自信になった」と5ゲーム目の逆転を含め、試合全体を振り返った。
決勝トーナメントへの意気込みを聞かれ「トップレベルの選手との試合なので、まずは楽しみたい。自分らしいプレーを100%出せるよう頑張りたい」とコメント。「ジャパンオープンでたくさんの人に1試合でも多くお見せ出来たらいいと思うので、1戦1戦気合を入れて頑張りたい」とも語った早田の試合に明日以降も注目だ。
ジャパンOP2日目 女子シングルス予選結果
〇早田ひな 4–1 曾尖(シンガポール)
11-7/7-11/11-5/11-9/12-10