文:ラリーズ編集部
<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>
14日、ジャパンオープン混合ダブルス準々決勝に、丹羽孝希(6月世界ランキング13位・スヴェンソン)/伊藤美誠(同7位・スターツ)組と張本智和(同4位・木下グループ)/早田ひな(同35位・日本生命)組の2ペアが臨んだ。
張本/早田組は、韓国の李尚洙(同11位)/田志希(同17位)組と対戦。2ゲーム目こそ競ったものの、しっかりと要所を締め、ゲームカウント3-0で勝利をおさめた。
早田は「お互いの得意なところに集めようとしすぎていて、逆に(強く)いけるボールをつないでしまっていた。今回の試合はいけるときは強くいって、繋ぐときはしっかりパートナーの得意なところに繋ぐというところがお互いできていた」と試合を振り返った。張本は「女子選手のボールをしっかり攻め込むことができて、男子選手のボールに対してはしっかり繋ぐことができていたのがよかった」と勝因をあげた。
一方、丹羽/伊藤組は、チャイニーズタイペイの林イン儒(同20位)/鄭怡静(同8位)組にゲームカウント1-3で敗れた。伊藤は「お互いに決め球というのが自分たちの中でまだ作れていない。攻めるパターンがまだ少ないし、もっともっと練習していかないといけないと感じた」と振り返った。
勝利した張本/早田組は、明日15日の準決勝で中国の樊振東(同1位)/丁寧(同3位)と対戦する。シングルスではお互い中国選手に敗れたが、混合ダブルスでは中国の牙城を崩せるか注目だ。
ジャパンOP3日目 混合ダブルス準々決勝結果
写真:丹羽孝希(スヴェンソン)、伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
丹羽孝希/伊藤美誠 1-3 〇林イン儒/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
9-11/8-11/11-4/7-11
〇張本智和/早田ひな 3-0 李尚洙/田志希(韓国)
11-6/11-9/11-6