松平賢二、初戦突破し明日は平野との同士討ち 「同部屋ですけどバチバチしますよ」<韓国OP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松平賢二(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 松平賢二、初戦突破し明日は平野との同士討ち 「同部屋ですけどバチバチしますよ」<韓国OP>

2019.07.02

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

2日、韓国オープン初日は、男子シングルス予選1回戦が行われた。松平賢二(6月世界ランキング420位・協和キリン)、平野友樹(同126位・協和キリン)がともに勝利し、明日の予選2回戦へと駒を進めた。

松平は、木下グループの邱総監督の息子である邱党(同68位・ドイツ)と対戦。松平がドイツで腕を磨いていた際に、小さい頃の邱党と知り合っていたという。

しかし、今や邱党は、香港オープンで水谷隼(同14位・木下グループ)をフルゲームまで追い詰め、ジャパンオープンではダブルスで準優勝を果たすなど、ドイツナショナルチームの一員として実力をつけている。

試合は、松平がストレートへのバックドライブを上手く使い、一方の邱党もミスの少ないラリーで応戦。交互にゲームを取り合い迎えた第5ゲーム、デュースの接戦を制した松平がそのまま逃げ切り、勝利をもぎ取った。

試合後には、賢二・健太・志穂の3兄妹で出場している今回の韓国オープンについて聞かれ「僕が一番通過するのが難しいと思うので、先に負けないように頑張ります」と兄らしい謙虚な姿勢を見せた。

明日の2回戦では、協和キリンのチームメートで同じく初戦を勝利した平野友樹との対戦が決まっている。

松平は「前回ワールドツアー(香港オープン)に出たとき(平野)友樹とやって(負けて)終わって、今回もまた友樹。でも今回は割り切ってるんで。おんなじ部屋ですけどバチバチしますよ。笑」と明日に向けて気合十分。2018年香港オープンでの対戦は平野が4-0で勝利しているが、果たして今回はどのような戦いになるのか目が離せない。

詳細スコア


写真:平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

〇平野友樹 4-0 BU SHULAYBI Abdulaziz(カザフスタン)
11-8/11-6/11-4/11-7

〇松平賢二 4-2 邱党(ドイツ)
11-9/8-11/11-9/4-11/13-11/11-9

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