文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
7日、韓国オープン最終日、男子シングルス決勝が行われた。決勝は、許昕(シュシン・7月世界ランキング1位・中国)と馬龍(マロン・同5位・中国)の中国勢対決となった。
試合は、1ゲーム目を馬龍が先取する。馬龍は抜群の守備力を活かし、ツッツキなどを用いて許昕に打たせながら得点を重ねていく。しかし許昕も徐々に対応し、ラリー戦を制し始める。ゲームカウント2-1の許昕リードで迎えた4ゲーム目。8-6と追い上げられたところで許昕がタイムアウト。タイムアウトで流れを引き戻した許昕は、馬龍の鉄壁の守備を打ち破り、そのままゲームカウント4-1で勝利した。
許昕は今大会、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝、混合ダブルス準優勝と華々しい結果を残した。直近のジャパンオープンでは3冠を達成しており、世界ランキング1位が示す通り、世界最強の名を欲しいままにしている。
許昕は7月9日からのオーストラリアオープンや7月18日からのT2ダイヤモンドにも参戦する。果たして許昕止められる選手は現れるのか注目だ。
詳細スコア
写真:馬龍(中国)/撮影:ラリーズ編集部
馬龍(中国) 1–4 〇許昕(中国)
11-7/6-11/9-11/7-11/8-11