文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン 2019年7月9日~7月14日>
10日、オーストラリアオープンは2日目を迎え、本戦出場をかけた予選3回戦が行われた。
女子シングルス予選3回戦に松平志穂(7月世界ランキング165位・日本ペイントマレッツ)、加藤美優(同22位・日本ペイントホールディングス)、塩見真希(同81位・ミキハウス)が登場した。
松平志穂は、2018-2019シーズンにTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋で活躍した呉穎嵐(ウーインラン・同71位・香港)と対戦した。序盤、お互いにサーブからバック対バックの展開が多くみられ、ほとんど互角の状態でゲームカウントを2-2にする。しかしその後、ラリーの展開で押し切った松平が2ゲームを連取し、4-2で勝利した。
試合後、松平は「相手選手とはTリーグで2度対戦しているが、2戦ともリードしてからの負けで、内容自体は悪くなかった。今回は絶対に勝とうという気持ちで臨んだ。」と話し、見事リベンジを果たした。
一方、加藤美優は中国の若手・銭天一(チェンティエンイー・同295位)と対戦。第1ゲームをデュースで落とすと、銭天一に3ゲームを先取される苦しい展開となった。加藤も1ゲームを返したが、反撃もここまで。銭天一に1-4の敗戦となった。
加藤は試合後「相手を強い選手と意識しすぎてしまったせいで、初日のような自分のプレーをすることができなかった。」と反省の弁を述べた。
詳細スコア
写真:加藤美優(日本ペイントホールディングス)/撮影:ラリーズ編集部
〇松平志穂 4-2 呉穎嵐(香港)
6-11/12-10/13-11/5-11/11-5/11-6
加藤美優 1-4 〇銭天一(中国)
10-12/4-11/5-11/11-7/8-11
塩見真希 0-4 〇李佳燚(中国)
7-11/9-11/6-11/5-11