写真:芝田沙季(左・ミキハウス)、平野美宇(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 平野・芝田、中国ペアにリベンジならず 木原・長崎は4強入り<卓球・オーストラリアオープン>
2019.07.12
文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン 2019年7月9日~7月14日>
大会4日目の12日、女子ダブルス準々決勝に平野美宇(7月世界ランキング9位・日本生命)/芝田沙季(同15位・ミキハウス)ペアと木原美悠(同66位・JOCエリートアカデミー)/長﨑美柚(同41位・JOCエリートアカデミー/大原学園)ペアが登場した。
平野・芝田、中国ペアに惜敗 リベンジならず
写真:芝田・平野は中国ペアに挑んだ/撮影:ラリーズ編集部
平野・芝田ペアは、中国の陳夢(チェンムン・同1位)/王曼昱(ワンマンユ・同5位)ペアとの対戦した。中国ペアは先日の韓国OPで優勝しており、平野・芝田ペアも準々決勝で対戦し0-3のストレートで敗れている。
1、2ゲーム目はともに点数は競るものの、中国ペアの攻撃に押され連取されてしまう。後がなくなった平野・芝田ペアはミスを恐れない積極的なプレーで流れを変えていく。3、4ゲームは平野がレシーブから高速バックハンドを見せれば、芝田も得意のフォアハンドで中国ペアよりも先に攻め、2ゲーム取り返すことに成功した。勝負の5ゲーム目は中盤までは競ったが、最後は相手にネットインなど運があり、ゲームカウント2-3と悔しい敗戦となった。
木原・長崎は地元豪州ペアに快勝し4強入り
写真:長﨑美柚(左・JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
木原・長﨑は、地元オーストラリアのJEE Minhyung(同810位)/レイ・ジェンファン(同85位)と対戦した。JEE Minhyungが右シェークバック粒、レイ・ジェンファンが右ペン粒という変則ペア。
序盤から相手の粒のボールに苦にせず、木原がうまくコースをつき長﨑が決めるというパターンで点数を重ね、1,2ゲームをものにする。3ゲーム目は終盤ミスがみられたもののゲームカウント3-0でストレート勝ちを収めた。
木原・長﨑ペアは、平野・芝田ペアに勝利した中国の陳夢/王曼昱ペアと今日の準決勝で対戦する。日本の若手ペアがどのような戦いを見せるのか目が離せない。
詳細スコア
平野美宇/芝田沙季 2-3 〇陳夢/王曼昱(中国)
7-11/12-14/11-7/11-4/6-11
〇木原美悠/長﨑美柚 3-0 JEE Minhyung/レイ・ジェンファン(オーストラリア)
11-5/11-3/11-7