伊藤、リオ金・丁寧に連勝ならず惜敗<卓球・オーストラリアオープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 伊藤、リオ金・丁寧に連勝ならず惜敗<卓球・オーストラリアオープン>

2019.07.13

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン 2019年7月9日~7月14日>

13日、大会5日目を迎え、女子シングルス準決勝に伊藤美誠(7月世界ランキング7位・スターツ)が登場した。伊藤は昨日の準々決勝で、中国の李佳燚(リージャーイー・同139位)との接戦を制し、今日の準決勝に駒を進めた。

準決勝は、リオ五輪・金メダルの丁寧(ディンニン・同3位・中国)と対戦。丁寧とは約1ヶ月前に行われた中国オープンでも対戦しており、その際は4-1で伊藤が勝利している。

第1ゲーム序盤、0-6とリードを許すと、終始丁寧のペースとなり、伊藤はこのゲームを落とす。しかし続く第2ゲーム目、伊藤のフォアハンドスマッシュが随所に決まり、11-8でゲームを取り返す。

第3ゲームは丁寧が取るも、ここからまたも伊藤のフォアハンドスマッシュが冴えわたり、第4、第5ゲームを連取。ゲームカウントを3-2とし、勝利に王手をかける。

第6ゲームを丁寧が気迫のプレーで奪取し、ゲームカウント3-3 で迎えた最終第7ゲーム。序盤、伊藤は丁寧を後ろに下げ、左右に振り回すなど、ラリーの主導権を握る。しかし、リードされるも落ち着いていた丁寧が徐々に追い上げを見せ、伊藤は8-11で逆転負けを喫した。

伊藤は、この後行われる混合ダブルス決勝に水谷隼(同13位・木下グループ)と臨む。シングルスでは惜しくも敗れてしまった伊藤だが、”みまじゅん”ペアの混合ダブルス初優勝に期待が高まる。

詳細スコア


写真:丁寧(中国)と伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

伊藤美誠 3-4 〇丁寧(中国)
3-11/11-8/4-11/11-8/11-9/7-11/8-11

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