張本下した黄鎮廷、世界ランク1位許昕がベスト4入り<T2ダイヤモンド> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:黄鎮廷(中国香港) /撮影:ラリーズ編集部

大会報道 張本下した黄鎮廷、世界ランク1位許昕がベスト4入り<T2ダイヤモンド>

2019.07.20

文:ラリーズ編集部

<T2ダイヤモンド2019マレーシア 2019年7月18日~7月21日>

20日、T2ダイヤモンド2019マレーシアの男女シングルス準々決勝が行われた。

T2ダイヤモンドは、7ゲームマッチのシングルス形式だが、従来の卓球のルールとは異なり、デュースなしの1ゲーム11点先取で行われる。また、試合時間が24分を越えた場合は1ゲーム5点先取のFAST5へと移行する。時間短縮のためゲーム間やタオル使用にも時間制限が設けられている。

男子シングルス準々決勝第1試合、世界ランク1位の許昕(シュシン・中国)とマティアス・ファルク(7月世界ランキング9位・スウェーデン)が対戦した。試合は、許昕が第1、第2ゲームを先取し、第3ゲームも10-8とリードする。しかし、ファルクがここから3連続ポイントで逆転し、ゲームカウントを2-1とする。その後、ファルクは持ち味のバックハンドを見せるも、最後まで許昕のフォアハンドを止めることができず、4-1で許昕が勝利した。

男子シングルス準々決勝第2試合は、黄鎮廷(ウォンチュンティン・同18位・中国香港)とパトリック・フランチスカ(同17位・ドイツ)が対戦。試合は、黄鎮廷が第1ゲームを取ると、第2ゲームも6-10から逆転し、ゲームカウント2-0でリードする展開となる。その後、フランチスカが1ゲームを返すも、反撃及ばず、黄鎮廷が4-1で勝利を決めた。

一方、女子シングルス準々決勝では、中国の王曼昱(ワンマンユ・同5位)とハン・イン(同36位・ドイツ)が対戦した。王曼昱はカットマンであるハン・インに対して、パワフルなカット打ちでコースを攻め、4-0のストレート勝ちを収めた。

詳細スコア


写真:梁靖崑を破ったフレンチスカ(ドイツ)は黄鎮廷に敗戦 /撮影:ラリーズ編集部

〇許昕(中国)4-1 マティアス・ファルク(スウェーデン)
11-6/11-6/10-11/11-3/5-1

〇黄鎮廷(中国香港)4-1 パトリック・フランチスカ(ドイツ)
11-9/11-10/10-11/11-2/5-3

〇王曼昱(中国)4-0 ハン・イン(ドイツ)
11-7/11-6/11-6/11-10

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