文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン 2019年8月13日~8月18日>
15日、ブルガリアオープンは大会3日目を迎え、女子シングルス・1回戦に第1シードの石川佳純(8月世界ランキング6位・全農)が登場した。
石川はSHAO Jieni(同89位・ポルトガル)と対戦。SHAO Jieniは6月のジャパンオープンで優勝した孫穎莎(スンインシャ・同7位・中国)を相手にフルゲームまで迫った実力者だ。威力のあるフォアハンドと、堅実なバックハンドが持ち味で、石川とも激戦になることが予想された。
石川が強化したバックハンドで勝利
写真:オーストラリアオープンでの石川佳純(全農)/提供:ittfworld
1ゲーム目から相手は得意のフォアハンドを打とうとするも、石川が打点の早いバックハンドで対応。相手に万全の体勢で回り込む隙を与えず、1ゲーム目を先取。
その後も、石川は打点の早いバックハンドでラリーの主導権を握ると、立て続けにゲームを連取。バック対バックを嫌がった相手は石川のフォア側にボールを送る場面もあったが、石川は強烈なフォアドライブで対処し、ゲームカウント4-0のストレートで圧勝した。
石川は16日の2回戦で、ベルナデッタ・スッチ(同14位・ルーマニア)と対戦することになる。
詳細スコア
〇石川佳純 4-0 SHAO Jieni(ポルトガル)
11-6/11-6/11-6/11-6