伊藤美誠、中国選手に惜敗 ベスト4に終わる<卓球・ブルガリアオープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:香港オープンの伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

大会報道 伊藤美誠、中国選手に惜敗 ベスト4に終わる<卓球・ブルガリアオープン>

2019.08.18

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン 2019年8月13日~2019年8月18日>

18日、大会最終日を迎え、女子シングルス準決勝に伊藤美誠(8月世界ランキング8位・スターツ)、陳幸同(チェンシントン・同21位・中国)が登場した。伊藤は今大会、水谷隼(8月世界ランキング14位・木下グループ)と組んだ混合ダブルスで優勝を果たしており、勢いに乗っている状態だ。

一方、中国の若手である陳幸同は、1回戦で阿部愛莉(同504位・デンソー)、2回戦で平野美宇(同10位・日本生命)を破るなど、日本選手に対しても安定した強さを見せている。

シーソーゲームの大熱戦

試合は第1ゲーム、伊藤がバック対バックの展開で優位に立ち、1ゲームを先取する。しかし、第2、第3ゲームは陳幸同のパワーに押され2ゲームを落とすと、ゲームカウントは1-2となる。

第4ゲーム、ここまで強打一択だった伊藤が緩急を巧みに使うようになると、伊藤が息を吹き返しこのゲームを奪取する。その後も互いに譲らず1ゲームずつを取り合うと、ゲームカウント3-3、勝負の行方は最終第7ゲームまでもつれ込む。

最終ゲーム、激しい打ち合いが続くと、ミスの少なかった陳幸同が7-11で勝利を手にした。伊藤は惜しくも決勝進出ならず、シングルスはベスト4に終わった。

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詳細スコア

伊藤美誠 3-4 〇陳幸同(中国)
11-6/4-11/7-11/11-9/11-9/6-11/7-11

〇何卓佳(中国) 4-2 武楊(中国)
11-9/11-8/11-8/13-15/3-11/11-8

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