写真:水谷隼(木下グループ・写真左)と伊藤美誠(スターツ・写真右)/提供:ittfworld
大会報道 水谷/伊藤、韓国若手ペアに惜敗 2大会連続Vならず<卓球・チェコオープン>
2019.08.24
文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・チェコオープン 2019年8月20日~8月25日>
24日、ブルガリアオープン混合ダブルスの決勝で、水谷隼(8月世界ランキング14位・木下グループ)と伊藤美誠(同8位・スターツ)と韓国の趙大成(チョデソン・同200位)/申裕斌(シェンユービン・同124位)が対決した。試合は水谷/伊藤が幾度となくマッチポイントをしのいだが、あと一歩届かず、ゲームカウント2-3で韓国の若手ペアに敗戦した。
互いにマッチポイントを握る大熱戦に
試合は水谷/伊藤は経験から来る落ち着いたプレーで、趙大成/申裕斌は若さを活かした思い切りの良いプレーで、一進一退の大熱戦となった。
水谷/伊藤は第1ゲームを先取するも、第2、第3ゲームのデュースを制することができず、流れは韓国ペアへと渡ってしまう。
第4ゲームは水谷/伊藤が追い詰められながらも6度のマッチポイントをしのぐと、18-16でこのゲームを取り返し、勝負の行方は最終第5ゲームへともつれ込む。
最終ゲーム、10-9と水谷/伊藤がマッチポイントを握り返すが、韓国ペアに逆転され、水谷/伊藤は惜しくも2大会連続の優勝とはならなかった。優勝した韓国ペアは趙大成が16歳、申裕斌が15歳とかなり若く、これからのワールドツアーでの活躍にも注目だ。
>>混合ダブルス1回戦、水谷/伊藤vs張本/石川はこちらから
詳細スコア
写真:優勝した韓国の趙大成(写真左)と申裕斌(写真右)/提供:ittfworld
水谷隼/伊藤美誠 2-3 〇趙大成/申裕斌(韓国)
11-6/13-15/10-12/18-16/10-12