文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・チェコオープン 2019年8月20日~8月25日>
チェコオープン最終日の25日、女子シングルス決勝が行われ、平野美宇(8月世界ランキング10位・日本生命)と中国の陳幸同(チェンシントン・同21位)が対戦。ゲームカウント4-3で陳幸同に軍配が上がった。
決勝戦にふさわしい、フルゲームの大激戦
試合は終始、平野が陳幸同の両ハンドのパワーに押される苦しい展開。平野も持ち前の高速卓球で食い下がるも、陳幸同に3ゲームを先取される。
第4ゲーム、平野がバック対バックの勝負に反撃の糸口を見つけると、ここから反撃開始。陳幸同の強力なフォアハンドをうまく封じ、3ゲームを連取する。
最終第7ゲームは、互いの意地と意地がぶつかり合う大激戦。中盤までは平野がリードするも、陳幸同が強気のフォアハンドで逆転し、平野は惜しくも逆転勝利とはならなかった。
平野美宇は女子ダブルスに続き、今大会2つ目の準優勝。優勝した陳幸同は、ブルガリアオープンに続きワールドツアー2大会連続優勝となった。
詳細スコア
写真:2大会連続優勝の陳幸同(中国)/提供:ittfworld
平野美宇 3-4 〇陳幸同(中国)
5-11/8-11/7-11/11-8/14-12/11-8/8-11