文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン 2019年10月8日~10月13日>
11日、ドイツオープン・混合ダブルス準々決勝が行われ、日本からは水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)、張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)が登場。日本ペアはどちらも1-3で敗れ、準決勝進出とはならなかった。
>>水谷隼「実は1年間、球がほとんど見えない」深刻な目の症状を告白
張本/早田、接戦制せず
写真:早田ひな(日本生命・写真左)、張本智和(木下グループ・写真右)/提供:ittfworld
今大会の1回戦でチャイニーズタイペイ組を下した水谷/伊藤は、準々決勝で中国の許昕(シュシン)/孫穎莎(スンイーシャ)と対戦した。
試合は水谷/伊藤が第1ゲームを奪われるも、第2ゲームを9-10から逆転し、ゲームカウントを1-1のイーブンに戻す。
しかし、その後も攻撃の手を緩めなかった中国ペアに対し、やや受け身の形となってしまった水谷/伊藤。第3、第4ゲームを連続で奪われ、1-3での敗戦となった。
先日行われたスウェーデンオープン準優勝の水谷/伊藤は、準々決勝敗退。世界ランキング1位でダブルスの名手として知られる許昕の壁を破ることはできなかった。
張本/早田はTリーグでもプレーする中国香港の黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱栞(ドゥホイカン)と対戦。試合は全ゲーム接戦となるも、最後はワールドツアーで優勝経験のある黄鎮廷/杜凱琹ペアに3-1で軍配が上がった。
水谷/伊藤、張本/早田は混合ダブルスでは敗れてしまったが、水谷、張本、伊藤はシングルスで勝ち残っている。同日に行われるシングルス2回戦にも注目だ。
>>早田ひな「楽しい卓球」から「楽しめる自分」へ たどり着いた新たな強さ
詳細スコア
水谷隼/伊藤美誠 1-3 〇許昕/孫穎莎(中国)
5-11/13-11/7-11/9-11
張本智和/早田ひな 1-3 〇黄鎮廷/杜凱琹(中国香港)
11-9/9-11/8-11/9-11