男子団体、ベスト4決定 アジア勢が上位占める<JA全農 卓球チームワールドカップ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:林昀儒(チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 男子団体、ベスト4決定 アジア勢が上位占める<JA全農 卓球チームワールドカップ>

2019.11.08

文:ラリーズ編集部

<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>

8日、JA全農2019ITTFチームワールドカップ東京大会は3日目を迎え、男子団体準々決勝が行われた。大会2日目に男子団体準々決勝が2試合行われ、すでに中国と日本が準決勝進出を決めていたが、本日チャイニーズタイペイと韓国が勝利し、ベスト4が出揃った。


写真:リアム・ピッチフォード(イングランド)/撮影:ラリーズ編集部

予選Aグループ2位通過のチャイニーズタイペイは、予選で日本を下し予選Bグループを1位通過してきたイングランドに勝利した。林昀儒(リンインジュ)とリアム・ピッチフォードのエース対決は、林昀儒に軍配が上がった。

日本戦で張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)を下したリアム・ピッチフォード擁するイングランドだったが、準々決勝はオールストレートで敗戦し、大会を去ることとなった。

準々決勝もう1カードは予選Dグループ1位通過の韓国とCグループ2位通過のブラジル。前評判では韓国が優勢だったが、世界ランキング85位のエリック・ジョウチー(ブラジル)が、同18位の李尚洙(イサンス・韓国)に勝利し、ブラジルも見せ場を作る。しかし、韓国の張禹珍(ジャンウジン)にシングルスで2点を奪われ、万事休す。ブラジルは1-3で韓国に苦杯を嘗めた。

これで男子団体の準決勝のカードは、中国-日本、チャイニーズタイペイ-韓国に決定した。準決勝はアジア4チームでの争いとなる。

>>英ピッチフォード、“うつ”を乗り越えた過去を告白「同じ悩みを持つ人を助けたい」

準々決勝スコア:イングランド 0-3 チャイニーズタイペイ


写真:林昀儒(チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部

トム・ジャービス/ポール・ドリンコール 0-3 〇リョウ・シンテイ/陳建安
9-11/8-11/2-11

リアム・ピッチフォード 0-3 〇林昀儒
9-11/6-11/11-13

ポール・ドリンコール 0-3 〇陳建安
6-11/8-11/9-11

>>ダブルス世界王者、陳建安の琉球アスティーダへの思い

準々決勝スコア:韓国 3-1 ブラジル


写真:張禹珍(韓国)/撮影:ラリーズ編集部

〇鄭栄植/李尚洙 3-1 グスターボ・ツボイ/エリック・ジョウチー
11-2/11-4/6-11/11-8

〇張禹珍 3-0 ビクター・イシイ
11-6/11-8/11-4

李尚洙 1-3 〇エリック・ジョウチー
7-11/8-11/11-4/8-11

〇張禹珍 3-0 グスターボ・ツボイ
11-6/11-1/11-7

>>英ピッチフォードに聞く「最強中国の倒し方」と「Tリーグ参戦のワケ」