文:ラリーズ編集部
<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>
8日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップの女子準々決勝、日本対ルーマニアの第1試合が行われた。石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアがエリザベタ・サマラ/ドデアン・モンテイロに3-1で勝利し、日本が大事な第1試合を先取した。
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接戦の第2ゲームを制し逆転勝ち
写真:エリザベタ・サマラ(写真左)、ドデアン・モンテイロ(ルーマニア)/撮影:ラリーズ編集部
第1ゲーム、左腕サマラと右腕モンテイロの長身を活かしたドライブに日本ペアが苦戦する。台から距離を取ってもしっかりと回転をかけて入れてくるルーマニアペアの攻撃に手を焼き、7-11で日本ペアは落としてしまう。
第2ゲーム、一進一退の攻防が続く。7-8とルーマニアペアにリードを許した場面で、これ以上落とせない日本側がタイムアウト。デュースへともつれ込んだ第2ゲームは、11-11での長いラリーを制した日本ペアが13-11で奪取した。
ゲームを振出しに戻した日本ペア、第3ゲームは面白いように攻撃が決まる。石川・平野が得意の速い打点で攻め立て、何度もノータッチでルーマニアペアを抜き去る。途中8-5と追い上げられるも、平野のサービスエースも決まり、11-5で石川・平野がダブルス勝利に王手をかけた。
ゲームカウント2-1で迎えた第4ゲーム。アンラッキーなネットインでの失点や石川が足を滑らす場面も見られたが、勢い止まらぬ日本ペアが得点を重ね、ゲームカウント3-1で勝利を収めた。
続く第2試合、19歳・伊藤美誠がルーマニアのエース・スッチとの戦いに臨む。
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詳細スコア 日本 1-0 ルーマニア
〇石川佳純/平野美宇 3-1 エリザベタ・サマラ/ドデアン・モンテイロ
7-11/13-11/11-5/11-5
伊藤美誠 – ベルナデッタ・スッチ
石川佳純 – ドデアン・モンテイロ
平野美宇 – ベルナデッタ・スッチ
伊藤美誠 – エリザベタ・サマラ