【速報】伊藤美誠、19歳のライバル対決に敗れる<JA全農 卓球チームワールドカップ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【速報】伊藤美誠、19歳のライバル対決に敗れる<JA全農 卓球チームワールドカップ>

2019.11.10

文:ラリーズ編集部

<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>

10日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップは大会最終日。女子決勝、日本対中国の第2試合は伊藤美誠(スターツ)と孫穎莎(スンイーシャ)の19歳同級生対決となった。ダブルスを落とし、負けられない日本だったが、2-3で伊藤は惜しくも敗れた

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伊藤美誠、同級生のライバルに惜敗


写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

両選手ともに2000年生まれの19歳で幼少期から対戦してきた伊藤と孫。今回はチームワールドカップという大舞台で国を背負って相見えることとなった

伊藤は孫に対し、10月1週目のスウェーデンオープン準決勝では4-2で勝利、10月2週目のドイツオープン決勝では1-4で涙を飲んでいる

10月21日に伊藤が、11月4日に孫が誕生日を迎え、お互い19歳となって初対決の1戦は、伊藤のバックハンドでの得点で幕を開けた。いきなり5-0と伊藤が孫を突き放すも、孫も譲らず5連続ポイントで5-5に。伊藤はサーブの出す立ち位置を変えるなどし、先手を奪って攻め抜き11-8で第1ゲームを先取した。

第2ゲーム、伊藤は多彩なサーブで孫を翻弄し、9-5とリードを奪う。卓球帝国・中国代表の孫も意地を見せ9-9まで追い上げるが、最後は強烈なバックハンドレシーブ2本で伊藤が11-9で第2ゲームを制した。


写真:決勝第2試合/撮影:ラリーズ編集部

ゲームカウント2-0と勝利に王手をかけた伊藤。迎えた第3ゲーム、3-2と伊藤リードの場面で中国側がタイムアウト。中国にも焦りが見える。会場からは「美誠ちゃん、頑張れ!」「孫穎莎、加油!」と声援も飛び交う中、伊藤は巧みなカットブロックを見せるなど持ち前の技術を惜しみなく披露する。しかし、追い詰められた孫も負けじとパワフルな両ハンドを見せ、このゲームは孫に軍配が上がった。

手に汗握るライバル対決は第4ゲームへ。2ゲームを奪われ吹っ切れたか、孫の力強い両ハンド攻撃が決まり始め、7-1と大量リードする。序盤のリードを守り切った孫が第4ゲームも連取し、試合は最終第5ゲームへ。

孫の強烈なバックハンドドライブで第5ゲームの火ぶたが切って落とされた。会場に詰め掛けた大勢の観客が見守る1台進行の決勝戦第2試合は、伊藤が5-2リードでチェンジコート。8-7と伊藤リードの場面での、伊藤の回り込みスマッシュに会場も大声援に包まれる。そのまま10-7とマッチポイントを握った伊藤だったが、孫が驚異の5連続ポイント。フルゲームデュースの激闘は中国・孫に勝利の女神が微笑んだ。

0-2と追い込まれた日本女子。決勝戦第3試合は、伊藤と同じく“卓球黄金世代”平野美宇が世界女王・劉詩雯(リュウスーウェン)に挑む

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詳細スコア


写真:孫穎莎(中国)/撮影:ラリーズ編集部

日本 0-2 中国

平野美宇/石川佳純 0-3 〇陳夢/劉詩雯
7-11/9-11/10-12

伊藤美誠 2-3 〇孫穎莎
11-8/11-9/6-11/7-11/10-12

平野美宇 - 劉詩雯

石川佳純 - 孫穎莎

伊藤美誠 - 陳夢

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